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image0097.png公開年:2001年
公開国:アメリカ
時 間:135分
監 督:ジョン・ウー
出 演:ニコラス・ケイジ、アダム・ピーチ、ピーター・ストーメア、フランシス・オコナー、クリスチャン・スレーター、クリスチャン・スレイター、ノア・エメリッヒ、マーク・ラファロ、ブライアン・ヴァン・ホルト、マーティン・ヘンダーソン、ロジャー・ウィリー、フランシス・オコナー、ジェイソン・アイザックス 他
コピー:この友情は、戦場で誇れるただひとつの名誉。


1943年。エンダースは、ガダルカナルの作戦で失敗し多くの部下を死傷させてしまい、自分も心と体に深い傷を負い帰還する。強く責任を感じたエンダースは戦線への復帰を強く要望。ようやく認められるが、彼に課せられた任務は、ナバホ族の通信兵とペアを組み護衛し、彼の戦場での安全を確保することだった。これまで日本軍はアメリカ軍の暗号をことごとく解読していたため、ナバホ族の言語を暗号に使うことを切り札と考えていたのだ。しかし、本当に守らなくてはいけないのは通信兵ではなく暗号の秘密で…というストーリー。

『プライベート・ライアン』は、ただ単に一兵卒を保護することが目的だったが、本作では保護に加えて別の密命が…。保護したいのは人でなくて特殊能力で、それを日本に奪われることだけはイカン!と。そういう非常な密命が下っているのでエンダーズは必要以上にヤージーと親密になろうとしない。元々差別主義者ではないけど、偏見によるイジメすら見てみぬふりをするほど。正直なところ、軍人としての忠誠心と人間としての良心の間で揺れ動く様子をみせるなんて、ドンパチ戦争モノのくせに地味なこと極まりない。でも、そこが普通に面白かった。
#受賞歴どころかノミネートすらまったくなしなんて、そんなにヒドいとは思わないんだけど。

本作での日本軍関連の扱いの悪さについては、別に気にならなかった(たとえ監督が中国人であろうとも)。日本人の弾は当たらないのが不自然とか、日本側の描写が変とか(サイパンの村とか軍の装備とか)、その手の指摘にはまったく賛同できず。兵力差を考えたら、本作の日本軍はむしろ鬼のように強いから。当時、サイパンに日本人の村あるから。原音の日本語はヘンテコで興醒めなのかもしれないけど、吹替えでは気にならない。吹替えでは「ホリョダ」は「ほりょだ」と聞こえるよ(あたりまえだ)。

「アメリカ人と日本人が一緒に仲良く酒を飲んでいる日がくるかもしれない」的な会話がされるのだが、仲良く酒を飲む日がなかなかこない中国人が監督なのがおもしろいじゃないか(本来、人間は長々と憎み続けることは難しいはずなのに、中国・韓国がそれを平気でできちゃうのは、憎しみ続けることに利益があるからだよね)。

将来分かり合えるかもしれないと想像できるくらいなら、やっぱり、なんでこんな戦争になっちゃったのか…って考える。劇中の軍人さん達は考えても仕方ないから考えないだろうけど、鑑賞している私たちは考えられる。日本が海外進出の野望を持っていたから?中国・韓国はそういうけど違うと思うよ。経済封鎖で生殺与奪を外国に握られたからでしょう。昔の日本はそうだったろうけど、今の日本が海外と戦争するなんてありえない…なんていうだろうけど、同じように経済的に孤立したらどうする?なんて、今の人は考えているのかしら。本当ならEUみたいなブロック経済には敏感に反応しなきゃいけないし、グローバルスタンダードを振りかざすFTAなんかは真剣に熟慮しないといけない(少なくとも韓国のように簡単にFTAに参加するなんて、危険極まりない)。その辺がわかっているのなら、簡単に技術供与なんかできないよね。団塊世代に人たちは、特に判っていない気がして仕方が無い。団塊世代の害悪は、この先30年くらい、日本にとてつもない不利益を及ぼすのではないか。

まあ、戦争ってイヤだわ。こうならないように真剣に勉強しなきゃね…と思うには充分な作品。世の中の評価もかなり悪いのだが、あえて言おう。私は良作だと思う。本作を観て不快に感じた人は、何で自分がこれを不快に思うのか自己分析されると良いのではなかろうか。作品云々ではない別の理由があるのではないかね。



負けるな日本

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