[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開国:アメリカ
時 間:135分
監 督:トニー・ギルロイ
出 演: ジェレミー・レナー、エドワード・ノートン、レイチェル・ワイズ、ジョーン・アレ、アルバート・フィニー、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、ステイシー・キーチ、オスカー・アイザック、コーリイ・ジョンソン、ドナ・マーフィ、マイケル・チャーナス、コリー・ストール、ジェリコ・イヴァネク、デニス・ボウトシカリス、ペイジ・レオン、エリザベス・マーヴェル、ルーイ・オザワ・チャンチェン 他
コピー:ジェイソン・ボーンは氷山の一角に過ぎなかった。
記憶を失った訓練された暗殺者用いた極秘プログラム“トレッドストーン計画”が、ジェイソン・ボーンと内部調査局のパメラ・ランディの告発によって明るみに出ることを恐れたCIAは、国家調査研究所のリック・バイヤーを派遣し、証拠隠滅のために全プログラムの抹消を命じる。その頃アラスカでは、“トレッドストーン計画”と並行して、“アウトカム計画”が進行中。暗殺者アーロン・クロスが訓練の真っ最中だった。いつもと違う様子を察知したアーロンは、CIAの抹殺舞台の攻撃をかいくぐり間一髪で逃げ延びる。一方、暗殺者たちの肉体のデータを管理しているテリシン・モルランタ社では、突然、職員が銃を乱射し研究所の同僚を次々と殺していく。職員の一人マルタ・シェアリング博士は、幸いにも生き残ることができたが、この乱射事件が研究所で行っていたことと関連していることを知っていた彼女もCIAの抹殺対象に。その窮地に陥った彼女を救ったはアーロン。彼は、服用を義務付けられていた薬の入手方法を聞くために彼女に近づいたのだ。既に薬が製造されていないことを知ったアーロンは、テリシンと共に、薬と同じ効果を持つウイルスが培養されているというマニラの工場へ向かうのだが…というストーリー。
ボーンシリーズなのだが、続編とはちょっと異なる。ただ、ボーンの時のように、自分は何なのか?っていう要素はなくて、ただ追いつ追われつが展開されるだけで、話に深みがない。謎解き要素は皆無。ボーン三部作のすべての脚本を書いているトニー・ギルロイが監督なので(もちろん本作の脚本も手掛けている)、テイスト的には同じはずなんだけど、なにか違う。
頭脳を使った展開はあまりなくて、アクション重視なのはわかる。実際、アクションシーンの出来は悪くない。でも、アクションが一区切りつくと、ダラダラと長い説明セリフが続きく。これが実にダレる。
#実際、大した内容でもないのに、135分もあるんだけどね。
わざわざエドワード・ノートンを持ってきているのだから、逃走劇に丁々発止の心理戦があっても良さそうなものなのに、常に後手後手でやられっぱなし。彼を持ってくる意味がない。
他にも作戦があって、新たな“ボーン”がまだいましたーっていうだけならまだしも、さらにアーロンに仕向けられた刺客ももっと感情を殺した別の作戦の人間兵器で、そんなのがまだいましたーって。まだいましたー、まだいましたーって、そんな後出しじゃんけんのインフレ展開じゃ、つまらないって。
調べてみると、ボーン三部作はロバート・ラドラムによる原作があるのだが、本作はトニー・ギルロイの手による内容みたい。トニー・ギルロイのプロットをつくる能力が低かっただけ。原作者がすばらしかったのね。
私、レイチェル・ワイズってあんまり好きじゃないのだが、本作はそれほど嫌な感じはしなかった。他の作品のように、上から目線でで生意気なセリフを喋り続けるようなことはないし、襲撃されてギャーとは叫ぶことはあれどヒステリックにぎゃあぎゃあまくしたてるシーンもない。すこし痩せた様子で元気がない感じなのが功を奏しているかもしれない。でも、嫌な感じがないだけで、良いわけではない。
“ボーン”を冠することがおこがましい作品。でも、普通のアクション作品だと思えば普通に観られる作品。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |