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image1837.png公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:109分
監 督:アリスター・グリアソン
出 演:リチャード・ロクスバーグ、リース・ウェイクフィールド、アリス・パーキンソン、ダン・ワイリー、クリストファー・ベイカー、ジョン・ガーヴィン、ヨアン・グリフィズ 他
コピー:世界には、まだ人間が行ってはならない場所がある。そこは、聖域――




パプアニューギニアのジャングルにある前人未踏の巨大洞穴。ベテラン冒険家フランクを隊長とする探検隊は、この洞穴の調査を進めているが、複雑な構造のため未だ全貌を掴めずにいた。そんな中、サイクロンの急接近により大量の雨水が洞穴に流入。地上にいたメンバは退避できたが、洞穴内にいたフランクと相棒のクレイジー・ジョージ、フランクの息子ジョシュ、この探検のスポンサーであるカールとその恋人ヴィクトリアたちは、洞穴の底に閉じ込められてしまう。彼らは出口を求めて、だれも踏み入れたことの無い洞穴の奥深くへと進まざるを得なくなり…というストーリー。

『ディセント』みたいに、謎の生き物が登場したりするのかと思ったけど、それは無し。がっつりのサバイバルムービーだった。正統派のサバイバルムービーか?といわれるとちょっと違う気はしないでもない。
実話というか元ネタみたいなものはあるようだけど、ほぼフィクションと考えてよいだろう。

私、数年に一回くらい、海底洞窟みたいのに泳いでいって、だんだん狭くなって、この先を進んでいいものだろうか…みたいな夢を見るので、既視感バリバリで背筋が寒くなった。観ていて息が詰まるよ。
あまりメジャーな役者も出ていないし、メインのキャストの演技も正直いってたいしたことないのだが、とにかく洞穴自体の迫力がすごくて、なかなかハラハラさせてくれる。ある意味、この洞穴が主役なんだろうな。

100人に、この中で誰が生き残るでしょーか?って聞いたら、65%が正解の人を挙げるだろう。さらに最後に生き残るのが○人ですよって、ヒントを加えたら、85%が当てると思う。そのくらいシナリオとしては稚拙。
親子の相克とか、息子の成長とか、ストーリーの盛り上がりにさほど貢献していないし、ピンチになる前に後でアッと驚かせてくれるような伏線があるわけでもない。
こういう、サバイバル物なら、死亡フラグみたいなものが散見されるのが普通だが、嫌な奴の行動に特別何かの伏線が貼られるわけでもない(わざとらしい死亡フラグが無くて、そこは逆に良かったのだが…)。

振り返ってみれば、普通に危機的状況に陥って、落ち着いて行動できたやつが生き残るという、なんともヒネリのない話だったな。でも、さっきも言ったけど、すべて洞窟の迫力がカバーしてくれるんだよね。普通にドキドキできる佳作。

劇場公開は3Dだったみたいだが、DVDで観たのでもちろん2D。普通、3Dは物体が飛び出す系が多いんだけど、こういう巨大空間の奥行きはうまく表現されたのだろうか。その点は非常に興味があるが、仮に3Dのブルーレイがあったとしても、我が家には機材がない。観た人、どうだったか教えて。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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