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公開年:1990年
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:サム・ライミ
出 演:リーアム・ニーソン、フランシス・マクドーマンド、ラリー・ドレイク、ネルソン・マシタ、コリン・フリールズ、ニコラス・ワース、セオドア・ライミ、ブルース・キャンベル 他
コピー: ダークマンは誰だ?
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人工皮膚の研究する科学者ペイトンは、恋人の弁護士ジュリーが手掛けている事件に巻き込まれ、殺し屋に襲われて研究所もろとも爆破されてしまう。辛くも一命は取りためたものの、全身に火傷を負い無残な姿に。しかし、全身の神経が失われたことで痛覚がなくなり、怒りによって超人的な力を発揮。さらに未完成の人工皮膚を駆使して他人に変身し、殺し屋たちへの復讐を開始するのだった…というストーリー。
リーアム・ニーソン、こんな作品にでていたのね。知らなかった。
昨今のかっちょいいヒーロー物とは一線を画す火傷だらけの主人公だし、あまり知られていない作品なので、まったく期待していなかった。しかし、迫力あるシーンの連続で、映画作りへの熱意とくだらなさとホラーが絶妙に融合している作品だった。
サム・ライミが『スパイダーマン』のオファーを受けた時はらしくないなと思ったものだが、この作品を観て納得した。本作には『スパイダーマン』の要素が全部入っていると言い切ってもいいくらい。
この頃は、ライミ監督らしい悪ノリっぷりが満載だ(指を折るシーンとかさ)。神経がなくなって痛みを感じなくなったという設定なんだけど、実のところ、なんで超人的な力を得たのかよくわからなくて、なんとなくもいいところだよね(笑)。でも、それで興醒めしてしまわない勢いがあるのだ。
こんなことをいうと、人格を疑われるかもしれないけど、私だったら、最後、ダークマンを追い駆ける女を車で轢きます。そして、死んだのかどうかはわからないけど、人が群がることを横目で見ながら、ダークマンが去っていくシーンで終わらせる(どう?私のセンス)。
なんか、この女の人、気に喰わないんだもん(途中で、ビルから落ちてしまばいいのに…って思ったほど)。まあ、『スパイダーマン』もそうだったけど、ヒロインがかわいくないよね(ワザとなのかな?案外そうかも)。
もしかすると公開当時はダサく見られていたのかもしれないが、これは今、評価されていいんじゃなかろうか(DVDも日本語吹き替えつけてほしいな)。私はお薦めしたい。『スパイダーマン』よりこっちの方が好き。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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