忍者ブログ
[456]  [455]  [454]  [453]  [452]  [451]  [450]  [449]  [448]  [447]  [446
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image1593.png公開年:2007年 
公開国:アメリカ
時 間:86分
監 督:オーレン・ペリ
出 演:ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート、マーク・フレドリックス、アンバー・アームストロング、アシュリー・パーマー 他
ノミネート:【2009年/第25回インディペンデント・スピリット賞】新人作品賞
【2010年/第19回MTVムービー・アワード】恐怖演技賞(ケイティー・フェザーストン)



大学生のケイティーは、毎夜発生する奇怪な物音に悩ませれていた。彼氏のミカは、その物音の正体を確かめようと高性能ハンディーカメラを購入し部屋の中に設置。家の中の様子を昼夜を通して撮影することにした。すると、不思議な現象の数々が記録され、それは夜を重ねるごとにエスカレートしていき…というストーリー。

昨日の『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』に続いて、実験的要素が強く、上映時間が短めの作品。
公開時には、低予算で作られたにもかかわらず興収が1億ドルを突破したと、コストパフォーマンスばかりがクローズアップされていた。コメンテーターや映画関係者までもが“この手があったか”的なコメントばかり(別に、本人たちは、低予算を逆手にとったつもりはないと思うので、失礼なコメントだと思うんだが)。肝心の内容がイマイチ伝わってこなかったところをみると、そのレベルの作品なんだろうな…と、当時はもちろん食指は動かなかった。まあ、今回はレンタル80円だったので借りてみたわけだ。

まあ、観る前から何がおこるか大体判ってるっていうのがミソで、そういう状況だと逆に、画面の色んなところを注視してしまうという効果があることに気づく。さらに、他のアメリカンホラーではまあ有り得ないような超常現象の小出っぷりで、それがハラハラ感やリアリティに繋がっていると思う。まあ、リアルさの半分は、主演女優のいまいち締りのない油断したボディのおかげな気はするけど(笑)。

しかし残念ながら、そういう興味も25分くらいで途切れる。もっと簡単にいうと飽きる。公開時の料金がいくらだったかは知らないが、もし1800円で観たとすると、相当腹が立っただろうと思う。アメリカでは大ヒット…。アメリカ人はアホなのか?と一瞬思ったが、おそらく500円とか700円とかその程度で観れるんでしょ?みんなでワーワーいいながらビールとつまみ片手に観る。それなら全然アリだと思うちょっとした夜店の出し物だもの。
ちなみに、ビデオで撮影したって設定なので、案外、劇場スクリーンで観るよりも、小さい家のモニターで観るほうが雰囲気出るかもよ。

以下、ネタバレ。

『エクソシスト』的な展開になるのをみて、日本人とアメリカ人の差を感じてしまった。たとえば、自分の家で毎晩得体の知れない物音が鳴ってすごく怖い状況です。霊能力者に来てもらってみてもらうと、次のようなことを言われました。さて、あなたは①と②、どっちが怖いですか?
①昔、この近くで事故にあった女性の霊が、とり憑いています。
②悪魔がとり憑いています。
①の方を怖がるのが日本人、②の方を怖がるのがアメリカ人だと思う。なにか決定的な民族的な違いを見せられた気がしたのは私だけだろうか。

100円以下でレンタルするならまあまあお薦め。250円だと、ちょっとせつなくなるかも。
#その後、アメリカや日本で続編が作られた(る)ようだが、付き合う気は、さらさら無い。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]