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公開年:1999年
公開国:アメリカ
時 間:102分
監 督:ディーン・パリソット
出 演:ティム・アレン、シガーニー・ウィーヴァー、アラン・リックマン、トニー・シャルーブ、サム・ロックウェル、ダリル・ミッチェル、エンリコ・コラントーニ、ロビン・サックス、パトリック・ブリーン、ミッシー・パイル、ジェド・リース、ジャスティン・ロング、コービン・ブルー、レイン・ウィルソン 他
受 賞:【2005年/第11回放送映画批評家協会賞】コメディ映画賞
コピー:Never Giveup! Never Surrender!
SF番組“ギャラクシー・クエスト”が終了して20年。番組のイメージが付いてしまって、その後の役者活動もいまいちな出演者が多いが、熱狂的なファンを持っていて、今でもファン集会が催されている。ある日、イベントに招待された出演者の前に、妙なコスプレの4人組が現れ、“私達の星を侵略者から守って欲しい”と懇願する。最初は冗談だと思い聞き流していた出演者たちだったが、彼らは本当に異星人で、宇宙に流れた電波をキャッチして、番組の内容を史実と思い込み、設定どおりの宇宙船まで用意していたのだった…というストーリー。
いかにもなスター・トレックのパロディ作品で、勘違いネタとしては『サボテン・ブラザーズ』のパクりかな。私はまったくトレッキーじゃないので、元ネタはほとんどわからないんだけど、ノリと雰囲気でしっかり楽しめた。これ、ぜんぜん有名な作品じゃないけど、案外いいデキじゃない?
『ファンボーイズ』に通じるファン愛みたいなのも感じる。ベタ中のベタだとはいえ、伏線もお約束もしっかり。B級扱いだけど、制作費は潤沢に投入していて特撮は異様にしっかりしていて、本当に勘違いした高文明の宇宙人がいたら?というギミックも、作りこみはしっかりしているし、ドラマどおりの緻密な設計をファンに聞いて助けられるのも、おもしろい。
『シュレック』のノリにも通じるところがあって、さすがドリームワークスってところか。
つまんないっていう人がいるんだけど、そういう人は、一週廻って逆におもしろい…って感覚がわからないだけでしょう。素直なコメディだと捉えているとダメだろうね。私はお薦めする。良作コメディだと思う。
それにしても、シガニー・ウィーバーってたま~にこんな役やるよね(『穴/HOLES』とかね)。当時50歳でしょ。ずいぶんスタイル良いわね(って、それを見せたいがための出演なんだと思うけどさ)。素敵。
#なんで、これを大晦日にみるかね。でも、けっこう幸せな気持ちになったよ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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