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image1935.png公開年:2011年
公開国:イギリス
時 間:101分
監 督:レイ・グリグス
出 演:ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤ、ピク・セン・リム、リチャード・シフ、伊川東吾、ティム・マキナニー、ウィリアムズ・ベル、スティーヴン・キャンベル・ムーア、イアン・ショウ 他
コピー:どんな作戦[ミッション]もすべて不可能にする男[スパイ]!!


要人警護に失敗し、諜報機関MI7から離れたジョニー・イングリッシュ。それ以来、チベットの僧院に籠もり、修行に励む日々を繰り返していた。そんな彼に、突然MI7から召集がかかり、新たな上司ペガサスから、中国首相の暗殺計画を阻止せよとのミッションが下る。さっそく新人のタッカーと共に、香港へと向かうイングリッシュだったが…というストーリー。

根本的にローワン・アトキンソンのギャグで微塵も笑ったことが無い上に、前作『ジョニー・イングリッシュ』が死ぬほどつまらなかったわけで、なんで本作を借りる気になったのか…。多分、暑い中、コメディでやり過ごしたかったのと、ロンドンオリンピックのせいだと思う(笑)。気の迷いだよ。

で、やっぱり気の迷いで、いつもどおり微塵も面白くなかった。相変わらず、もっととんでもないことをやってくれるのかと思っていたのに、案外普通のトロいおっさんっていうだけ。『Mr.ビーン』とは違って、中途半端に強い場面もあるけど、ポンコツの場面もあって、キャラが一定していない感じ。
#ローワン・アトキンソンはこんな中途半端なコメディじゃなく、本気の殺人鬼をやるべきなんだよ。

でも、笑えないだけではなく、なにか恐ろしさを覚えた。
別に、中国ネタで笑わせようとしているのが、アジア人蔑視だとかそういうつまらないことを言いたいわけじゃないので、はじめに断っておく。
アジア系のネタが、一体、何がおもしろくてそれをやっているのか微塵もわからないのだ。間違い無くイギリス人は、おもしろいとおもってギャグにしているようなのだが、ツボを慮ることすらできない。もう、差別だとか蔑視だとかそういう次元じゃなく、根本的な認識不足、他文化に対して敬意を払うつもりが始めからない感じ。本気で犬っころを扱うような態度で、扱っているのが滲み出ている。イギリスもたしかに移民政策では失敗している。それはわかるが、それとは無関係なレベルで貶めているような気がしてならない。

話は戻る。ストーリーも、名誉を回復したいとか、愛する人を救いたいとか、強い目的意識がないので、観ていても力が入らない。仮に目的のさじ加減がずれていても一向に構わないのだが(コメディだし)、行動の動機が希薄すぎるので、終始ダラダラした締りの無い話に。よって、問題を解決してもカタルシスなど一切なし。
話の軸がフラフラしているから、ギャグにカウンターバランスが効かずに、腰砕け。中国ババァのてんどんも生きない。
まあ、笑わそうと笑わそうと構えて、逆に笑えないという、笑いのイロハのイもできていない作品。この作品をおもしろいといった人間は、クソつまならない人間だと、いいリトマス試験紙になると思う。でも、これでも前作よりはまだマシなんだぜ。そっちのほうが笑っちゃうだろ。
メシも不味いしコメディも不味いって、イギリスって大丈夫かよ…って感じ。
#“スパイの東芝”って、東芝許したのかよ…。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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