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image1168.png公開年:1994年 
公開国:アメリカ、イギリス
時 間:111分  
監 督:ジョエル・コーエン
出 演:ティム・ロビンス、ポール・ニューマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、チャールズ・ダーニング、スティーブ・ブシェミ、ジム トゥルー 他
受 賞:【1994年/第20回LA批評家協会賞】美術賞(デニス・ガスナー)
コピー:ニューヨークの時間が止まるとき、あなたの夢がかなうかもしれない



1950年代のニューヨークで、巨大企業の社長が突然ビルから飛び降りて自殺。会社買収を狙う役員たちの陰謀によって新入社員バーンズが新社長に。役員の思惑通り株価は急落するが、バーンズのアイデア商品が思いがけないヒットとなり…というストーリー。

これまで、『ファーゴ』『赤ちゃん泥棒』『ノーカントリー』『バーン・アフター・リーディング』など色々観てきたが、コーエン兄弟の作品は総じて好きなので、本作も期待した(古めに作品だけどね)。

いやあ、すっかり忘れていた。彼らのコメディで『レディ・キラーズ』というがっかり作品があったということを…。

コーエン兄弟の作品は、別に笑わせようとしなくても、ニヤリと笑いがこみ上げてくるのがいいのだ。だから笑わせようなんてしなくていいのに、本作ではやってしまっている。ほうら、笑うところですよって、そんなんで笑えるかよ。いらいらする。とんとん拍子で社長になってうまくいくくだりはもちろん、ポール・ニューマンの陰謀によってころげ落ちるところ、特に最悪ではずかしくて顔を手で覆ってしまいそうになったのが、街の人たちから追いかけられるシーン。

さらに、(ネタバレだが)このオチはなんなんだろう。突然、超常現象が発生である。これが長年コーエン兄弟があっためていたアイデアというのは信じがたい。

もうしわけないが、本作は観なくていいと思う。今後も、コーエン兄弟が、シリアスもコメディーもできるメジャーな役者をメインに据えた、正面から“コメディ”映画としている作品は、要注意だ!要注意だ!

#こんなに笑いのセンスが無いとは…。
 

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