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公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:クリストファー・ノーラン
出 演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク、モーラ・ティアニー、マーティン・ドノバン、ニッキー・カット、ポール・ドゥーリイ、ジョナサン・ジャクソン 他
コピー:始まりは 髪を洗われ 爪を切られた 17歳の少女の死体
6日間眠れないほどのあまりにも異常な事件。
白夜の季節のアラスカで17歳の少女の変死体が発見され、ロス警察のウィル・ドーマーが相棒のハップとともに応援にやって来る。ウィルは今までの豊富な経験を駆使し、海辺の小屋に犯人を誘き出したが、深い霧のせいで誤って相棒を射殺してしまう。自分が射殺した事実を告白しそびれたウィルは不眠症に陥り、そんな中、少女殺しの犯人から電話がかかってくるが…というストーリー。
メメントの監督が作ったとは思えないダサさ。いや、おそらく脚本がものすごくダサいのだ。元はノルウェー製作の作品らしいのだが、それで納得。アラスカとはいえ舞台がアメリカというのが、どうもミスマッチ。さんざん他作品で扱われたアメリカ警察組織の話自体が、雰囲気と合わないのだ。
まあ、ある意味、クリストファー・ノーランはこのトンチキなシナリオを、すごい技でなんとか形にしたのかもしれない。ネタバレになるが、アル・パチーノが少女殺人の犯人で、“犯人は実は自分”系の話だというミスリードを行っている。そして、ロビン・ウィリアムズは半分をすぎてやっと姿を見せる(その段階でもロビン・ウィリアムズは犯人ではないように描かれる)。それをおもしろいとおもうかどうかは別として、なんとか観ている人の興味をつなぐことはできていただろう。
とはいえ、私は眠気が抑えられなくて、実際、途中の15分くらいは寝てしまったと思う。映画の中のアル・パチーノは6日も寝ていないのに、その分、見ている側が寝てしまうという…ある意味すごい演出かも。
クリストファー・ノーランがいくらガンバってもそれが限界だったんだろう。最終的にはありがちな話に収束しておしまう。凡庸の極みだ。ヒラリー・スワンクにいたっては、ちっとも魅力的に描かれておらず、最後、なんか別に助けなくてもいいんじゃないかな…くらいの気持ちになってしまった。
この作品は観なくていいです。時間の無駄です。まだ『プレステージ』のほうが観れますね。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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