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公開年:1993年
公開国:アメリカ
時 間:77分
監 督:ヘンリー・セリック
出 演:クリス・サランドン、キャサリン・オハラ、ウィリアム・ヒッキー、ダニー・エルフマン、ポール・ルーベンス 他
ノミネート:【1993年/第66回アカデミー賞】視覚効果賞(Pete Kozachik、Eric Leighton、Ariel Velasco Shaw、Gordon Baker)
【1993年/第51回ゴールデン・グローブ】音楽賞(ダニー・エルフマン)
コピー:いちばん大切なものは、夢ですか、愛ですか。
家に帰ると、家族が鑑賞していたので、便乗。本作はもう50回以上鑑賞しているはず。なぜなら、一時期、寝る前に必ず流していたか時期があるから。DVDというものが世に発売された時、初めに買うソフトはコレと決めていて、DVDデッキと一緒に購入して、ヘビーローテ。セリフは完璧に頭に入っている。
でも、寝る前に読んでもらう絵本状態だったから、途中で寝ちゃう。50回観たっていっても、エンドロールまで到達したのは15回くらいだと思う(笑い)。
でも、冷静に考えると、寝ちゃうから最後まで到達できなかったわけではないのだ。寝ちゃう理由があるのだ。
本作で楽しめるのは、クリスマスタウンで自前のプレゼントを配り始まるまで。大筋の流れを考えれば、まさにこれから盛り上がるはずなのだが、大抵は、ここで飽きる。イベントごとは準備している最中が一番楽しいってことなのか、いざ事がはじまってしまうと、案外、どうでもよくなってしまう。そんな感覚。
それに、子供に観せるのって、実はどうなのかなーと思う点もある。だって、本作のオチは、信じてがんばれば夢は実現できる…ではなくって、世の中にはどうやったってできないことがあるんだよね…っていうオチだもの。ダメはダメなりに、折り合いとつけるのが人生なんだよ…って、そういうメッセージは、子供にとってあまりいい影響は与えないのかもしれない。
だから、寝ちゃうんじゃなく、防衛本能が働いて脳が拒否しちゃうのかもしれないな。
本当の意味で大人のファンタジー。途中までの子供の喰いつきは、まちがいなく最高。でも、途中で寝る。ある程度のところで寝せたいときはお薦め(なんだそりゃ)。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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