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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:107分
監 督:ケヴィン・スミス
出 演:ブルース・ウィリス、トレイシー・モーガン、アダム・ブロディ、ケヴィン・ポラック、ギレルモ・ディアス、ショーン・ウィリアム・スコット、アナ・デ・ラ・レゲラ、ジェイソン・リー、ミシェル・トラクテンバーグ、フランシー・スウィフト、ラシダ・ジョーンズ、コリー・フェルナンデス、スージー・エスマン、フアン・カルロス・エルナンデス 他
ニューヨーク市警の刑事モンローとホッジスは、捜査中の不手際で停職処分になってしまう。だが、モンローには別れた妻との間にもうすぐ結婚式をあげる予定の最愛の一人娘がおり、停職になったことは秘密したい。しかも、元妻の再婚相手は金持ちで式費用の提供を持ちかけてくる。そんないけすかない奴の手を借りたくないモンローは、大切にしていたプレミア物のベースボールカードを泣く泣く手放すことに。ところが、換金前にカードを強奪されてしまっため、停職中にもかかわらずポールと共に犯人を追うハメ」に。一方のポールは特に証拠もないのに妻の浮気を疑っており捜査にまるで身が入らない。そんな二人は、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまい…というストーリー。
ブルース・ウィリス主演作ながら、こんなの公開されてたっけ?状態。ちゃんと日本でも公開されていたようだけど、まったく知らないってことは…もしかしてダメダメ?このケヴィン・スミス監督という人の作品を観たこともなく、ちょっと予想がつかないまま、なんとなくレンタルしてみた。
最近のブルース・ウィリスはどんな作品でも見た目がまったく変わらない。丸ハゲなので年齢不詳的だし、演技にも差がないことが多い。完全シリアスキャラか飄々としたコメディ要素のあるキャラのいずれか。本作のキャラは『RED』と違いがなく、既視感は否なめず、新鮮味に欠ける。
一方のトレイシー・モーガンのキャラクターはなかなかユニークで悪くない。しかし、私生活はそれなりに充実しているくせに、極端な心配性という設定が、今ひとつマッチしていない印象。
トレイシー・モーガンが大ボケで、ブルース・ウィリスがツッコミのバディ物か?といわれるとそうではなくって、大ボケと小ボケのコンビ物。そうなってくると、コンビ合わせて相当のボケをやらないと成立しないのだが、そこまで振り切れてはいない(いかにもアメリカ的な笑いだな…とは思うが)。だから、私生活でうまくいっていない寂しい男と、私生活はうまくいっているのに満足できていない男という対立軸も、いまいち生きてこない。
高額な野球カードが登場した瞬間、「ああ、多分、奪われちゃうとかして、お金は入手できないんだろうな…」とか、奥さんのビデオのくだりでは「浮気の件はたぶん勘違いなんだろうな…」とか、想像できてしまう。
下ネタとか小汚い下品ネタも、いまいちレベルが低くて、わざとなのか本気でこのレベルなのかよくわかないのも、観ていてつらい。
カードのくだりも浮気のくだりも、大概の人が抱くであろう想像を裏切ってくれれば、おもしろかったと思うのだが、1ミリたりともはずれない。こんな感じだから、マフィアの女の扱い方も練りきれず、効果的に使うことができていなかった。
まあ、そももこれも、ブルース・ウィリス主演なんだから、メジャー作品レベルで然るべき…いう先入観でハードルが上がっているせいではある。それを取っ払えば、究極的に凡作だとは思うが、はじめからこの線を狙っているような気もしないではなく
許容範囲だと思う。特にお薦めはしないけど、暇つぶしにはなる作品。本当に何もすることが無い時、限定だけど。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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