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image1691.png公開年:1978年
公開国:アメリカ
時 間:110分
監 督:ランダル・クレイザー
出 演:ジョン・トラヴォルタ、オリヴィア・ニュートン=ジョン、ジェフ・コナウェイ、ストッカード・チャニング、バリー・パール、イヴ・アーデン、ジョーン・ブロンデル、ディディ・コーン、ダイナ・マノフ、フランキー・アヴァロン、アリス・ゴーストリー 他
ノミネート:【1978年/第51回アカデミー賞】歌曲賞(ジョン・ファーラー:作詞・作曲『愛すれど悲し』 Hopelessly Devoted to You)


サマー・バケーションで知り合いたちまち恋に落ちたダニーとサンディ。しかし、サンディはオーストラリアに帰らねばならず、ひと夏の恋は終わったように思われた。しかし突然、サンディの父がアメリカに転勤になり、ダニーと同じ高校に通うことに。二人は突然の再会を喜んだが、ダニーはリーゼントに皮ジャンという格好の不良グループのリーダーで、あまりの印象の違いに驚いてしまうサンディ。さらに、不良仲間の手前、つれない素振りをするダニーにサンディは怒ってしまい…というストーリー。

『サタデー・ナイト・フィーバー』のようなノリを期待していたのだが、どちらかといえば『ハイスクール・ミュージカル』に近かった。バカンス先で出会った相手が、何故か突然転校してきちゃって、あらこれって運命かしら…なんていうノリ。こういうのが好物な人もいるだろうが、私は全然受け付けない性質。このベタベタを逆手にとってわざと楽しんでいるならいいのだが、マジメにやられちゃうとね…。

本作が製作されたのは『サタデー・ナイト・フィーバー』の翌年で、トラヴォルタは24歳くらい。オリヴィア・ニュートン=ジョンなんか30歳くらいのはず。周りのキャラだってどう見てもオッチャン・オバチャンばっか。ミュージカル舞台ならわかるけど、映画となるといささか高校生を演じるには無理がある。趣味の悪いコスプレかって感じ。

ストーリーも極めてお気楽。性欲でギラギラしている生徒たちが、ほとばしる衝動をあちこちにぶつけるストーリー。とはいえ、ままごとのような背伸びの範囲を超えないので、なんか逆にほのぼのさせられてしまう青春ドラマ。大きな困難を克服するような展開もないし、鑑賞後のすっきり感も薄い。どうも全体的に置きにいった感がしてしょうがない。

何から何まで洗練されていないのだが(悪く言えばダサさ満開なのだが)、特に私にとって一番致命的に感じられたのは、ダンスの躍動感がイマイチな点。ストーリーが緩い分、踊りでしっかり魅せないといけない所だと思うのだが…。

『ヘアスプレー』の5分の1くらいの満足度。お薦めしない。すまぬ、本当に好みじゃない。



負けるな日本
 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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