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公開年:1999年
公開国:アメリカ
時 間:123分
監 督:ウェス・クレイヴン
出 演:メリル・ストリープ、アンジェラ・バセット、グロリア・エステファン、エイダン・クイン、クロリス・リーチマン 他
ノミネート:【1999年/第72回アカデミー賞】主演女優賞(メリル・ストリープ)、主題歌賞(ダイアン・ウォーレン “Music of My Heart”)
コピー:いま 聞こえる―― 50人の子どもたちが弾く50挺のヴァイオリンの奇跡
夫と別居することになったロベルタは、友人の紹介でバイオリンの腕を活かしてハーレム地区の小学校でバイオリン・クラスの臨時教員となる。当初は真剣でなかった子供たちだが、彼女の熱心な指導でみるみる上達。やがて彼女のクラスは人気授業となっていった。しかし、10年後、彼女のクラスは市の予算削減のため打ち切られることになる。彼女はクラス存続の資金集めのためコンサートを企画するが…というストーリー。
『陽のあたる教室』のようの音楽モノだけど、実話ベースの物語なので、作為的な盛り上げエピソードは無くって、悪く言えば淡々と流れる内容なのだが、抑えめの感じが逆によい結果に(フィクションなら、引っ越したインド系の女の子は、舞台に立ちそうだものね)。
ラストのほうで母親が、「今日があるのは彼(元夫)が出て行ったおかげよ、、」というセリフがとてもよい。私は、人ってそういうことを感じるために生きていると信じているから。
ラストのバイオリンの音色にもかなりグっときてしまった。若造のころはバイオリンの音なんてなんとも感じなかったのだけどなぁ…。年を重ねるとモスキート音が聞こえなくなるというけれど、高音域がカットされて心地よい音に感じられるようになったのだろうか。
ということで、メリル・ストリープの一人舞台って感じはしないでもないんだけど、本作はグっときてばかり。好き嫌いは別れると思うが、泣かせられたくはないけど、ほんわかしたい気分には浸りたいってときには、お薦めする。
#もし、自分に孫ができて、楽器を弾くようなことがあったら、私が死ぬまでにカーネギーにつれていってくれ…と言って見たい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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