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公開年:2003年
公開国:アメリカ
時 間:139分
監 督:ピーター・ウィアー
出 演:ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ビリー・ボイド、ジェームズ・ダーシー、マックス・パーキス 他
受 賞:【2003年/第76回アカデミー賞】撮影賞(ラッセル・ボイド)、音響賞[編集](Richard King)
【2003年/第57回英国アカデミー賞】監督賞[デヴィッド・リーン賞](ピーター・ウィアー)、プロダクションデザイン賞(ウィリアム・サンデル)、衣装デザイン賞(Wendy Stites)、音響賞
コピー:1805年――ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に多くの兵士の命が犠牲となった。窮地に立つ英国軍が、一人の艦長のもとへ送り込んだのはまだ幼い少年たちであった…。

1805年。ナポレオンに席巻さつつあったヨーロッパでは、海上でもフランスが圧倒的優勢となっていた。イギリス軍は多くの兵士の命が失われ、兵力を補うために士官学校の少年までも戦場に送らねばならない戦況。そんな中、12歳の士官候補生ブレイクニーら数人の少年たちは、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー率いるサプライズ号に乗り込む。サプライズ号の任務は、フランス軍の武装船アケロン号を拿捕するというものだったが、圧倒的なスピードと戦力を持つアケロン号の前に、大苦戦を強いられる。幼い少年達はひたすらにジャック艦長を信じ、戦い続けるが…というストーリー。

過去に何度かチャレンジしたことがあるものの、毎回寝てしまう。今回は気合を入れて最後まで鑑賞。ガラパゴス諸島まで目が覚めていたのは今回が初めて(笑)。

アケロン号を目にして、ヤッツケタルデー!と気合入れまくり。冒頭からドンパチが繰り広げられるので、このままのペースで、さぞやすごい海戦が繰り広げられるのかと思いきや、戦力差がものすごくて劣勢&劣勢。それに相手の船の全容も相手の乗組員の人影すらも、最後の方まで全然でてこないので、緊迫感もイマイチ。幽霊船と戦っているがごとく。

そして、延々むさ苦しい船内の画が続き、たらたらと航海の様子が続く。ちびっ子将校が右手を失ってみたり、船医の希望でガラパゴス島に観察にいったりクロッケーをしたり、開頭手術をしてみたり、そして密閉空間ならではの精神的に追い詰められる船員あり。船内のエピソードは盛りだくさんではある。
まあ、実話を元にしたお話と思われるので、展開には制限があるのはいたしかたないが、海戦アクションってよりも、航海日誌ドラマみたい。技術面での受賞が多いが、たしかに大海原を臨場感満載で描けている。しかし結局、船の上なので退屈になるのは致し方ないか…。そのくせ、船内の構造とか広さとかがうまく伝わってこないのは不思議だけど。

ラッセル・クロウの締りの無いお体のせいでボヤけてしまっているが、熱い海の男達の生き様、マチュリン医師との友情、少年たちの成長という三本の筋がうまく絡み合ったシナリオで、悪くは無いのだ。海戦で男性の興味を惹いておきながら、実は女性でも愉しめそうな人間ドラマが主軸という、チグハグさが、本作の難点のすべてだろうね。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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