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公開年:2012年
公開国:アメリカ
時 間:104分
監 督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
出 演:ポール・ダノ、ゾーイ・カザン、アントニオ・バンデラス、アネット・ベニング、スティーヴ・クーガン、エリオット・グールド、クリス・メッシーナ、アーシフ・マンドヴィ、トニ・トラックス、デボラ・アン・ウォール、アリア・ショウカット 他
ノミネート:【2012年/第28回インディペンデント・スピリット賞】脚本賞(ゾーイ・カザン)
コピー:人が出会い、恋におちるだけで それはすでに、ミラクル。



カルヴィン・ウィアフィールズは、19歳で天才作家として華々しいデビューを飾ったが、それから10年間、ヒット作を出すことができずスランプに陥っていた。すっかり心を閉ざしてしまい、兄のハリーとセラピストのローゼンタールと犬のスコッティ以外とは、会話をする相手もいない。ある日、ローゼンタールは、セラピーの一環として、大好きな人についてレポート書くよう指示する。気は乗らなかったが、カルヴィンだったが、夢に見た素敵な女の子“ルビー・スパークス”を主人公に小説を書き始める。書き始めると、ルビーに恋をしたようにするすると書き進めるカルヴィン。ところが翌朝、目を覚ますと、キッチンにルビーが立っているのだった。そして、彼が小説に書いたとおりにルビーは振舞う。自分の頭がおかしくなったと思ったカルヴィンは、ハリーを呼びつけると、ハリーにもルビーのことが見えている。彼女が実在していると確信したカルヴィンは、ルビーとの幸せな日々を楽しむのだったが…というストーリー。

『リトル・ミス・サンシャイン』の監督コンビによる、久々の作品ということで、非常に期待したのだが、ムムム…、ちょっと期待はずれだったかも。
自分が小説で書いた理想の女の子が突然目の前に現れ、加筆するとそのとおりの行動をする…という『マルコヴィッチの穴』のような荒唐無稽さ。理想的な女の子と付き合うことになったものの、時間が経過すると、耐えられないほどの苦痛が生じてくるという、『(500)日のサマー』のような恋愛模様。ユニーク!って言ってあげたいところだけど、この二作が合わさった作品。それ以上に、説明のしようがないと思う。いい形容なのでは?

理想の女の子…という設定で登場するわけだが、狙った観客の層が若めの女性だったのか、ゾーイ・カザンは女性ウケのよさそうなガーリーなキャラ。男性から見ると、あまり理想の彼女と思えないっていうのも難点かもしれない。

母親が再婚して変わってしまった…という設定も、ストーリー展開的にも、主人公の心理描写的にも、あまりいい効果を生んでいないのが残念。

ラストの受け取り方も地味に難しいかも。これは、似ている人間と出会ったということなのか、再び同じことを繰り返しているのか。さて次は実際の恋をしましょうね、どうなることやら…っていうハッピーエンドなのかな?でも、どっぷりSF的な設定が基盤になってるのに、こういう普通の終わり方はどうだろうね。

お薦めしにくい出来映え。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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