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image2079.png公開年:2012年
公開国:日本
時 間:126分
監 督:増井壮一
出 演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、納谷六朗、寺田はるひ、富沢美智恵、三石琴乃、大本眞基子、阪口大助、萩森イ旬子、チョー、岩田光央、柴田秀勝、三ツ矢雄二、日高のり子、川村万梨阿、隈本吉成、辻親八、鈴木れい子、藤井隆、田中直樹、遠藤章造、土田晃之、羽鳥慎一、飯塚昭三 他
コピー:おバカ、ときどき、兄。宇宙も揺るがす、5才の決断!!


ある日、自分が取っておいたプリンをひまわりに食べられてしまい怒ったしんのすけは、思わず「ひまわりなんかいらない」と叫んで、家を飛び出してしまう。そこに、ひまわり姫を捜しているという、謎の二人の男が現れる。両親が困惑している中、男が差し出した紙に、サインをしてしまうしんのすけ。次の瞬間、上空にUFOが現れ、野原一家は吸い込まれてしまう。謎の男の一人ウラナスビの案内で到着したのは、“ヒマワリ星”という見知らぬ星。その星の王ゴロネスキーは、ひまわり様が姫にならなければ地球もヒマワリ星も消滅する…と主張する。そして、しんのすけがサインしたのは、ひまわりを引き渡すことを認める宇宙契約書であったことを知り…というストーリー。

それほど、プロットは悪くない。でも前半の演出がけっこうヒドい。状況説明がスッと入ってこない。散々、言葉での説明を繰り返すのが良くない。言葉ではなく流れとアクションで理解させなければいけないと思う。ゴロネスキーの詭弁をダラダラ聞かされて、子供が面白いと思うだろうか。

内閣紹介の歌とか、ダサい演出であるだけでなく、キャラの特徴の説明がわかりにくい。わかりにくいのだが、これからどういう邪魔をするのかは直球で伝わってくるので、実際に邪魔をする段階になると、新鮮味がない。
#ベテラン声優人の仕事もあまりいいとは思えないな。
一番悪いのは、ゴロネスキーというキャラを、悪役にしきれなかった点。あのヒママター理論とやら自体が、すべて嘘で、実は別の目的があったという展開のほうが、まだマシだったかもしれない。そうしないなら、内閣陣はもっと悪辣でよかったと思う。
そのせいで、ナウシカのパロディが全然生きていない。王がラスボスなのに、あっさり納得して、伝説の解説までしちゃうという演出のつまらなさよ。大人のクスり笑いを誘発したかったのだろうが、惨敗。

それでも、中盤になって、地球に戻される前後で、盛り返すチャンスはあったと思う。盛り上がりを考えれば、もっとかすかべ防衛隊に活躍させるべき。ひまわり星人におアパートを見つける程度の仕事ではなく、星に助けに行くくらいの友情パワーを見せてくれればよかったと思う。お助け養分が足りない。

シロも一緒にひまわりと確保されているのに、何の役回りも担っていないとか、小ネタもことごとくスベってしまった。もう、いつもは芸人ゲストの質の悪さに目がいくのが、もうそんなことどうでもよく感じるレベル。
とにかくノリがブツ切りな作品。どうにでもできたと思うんだけどなぁ。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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