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公開国:日本
時 間:89分
監 督:金田治
出 演:井上正大、小澤亮太、秋山莉奈、石丸謙二郎、戸谷公人、奥田達士、福士蒼汰、高橋龍輝、清水富美加、吉沢亮、渡部秀、高田里穂、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢、鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗 他
コピー:全ライダーVS全戦隊 ついに大激突!
ヒーロー新世紀――史上最大のヒーローバトル!
ある日、門矢士(仮面ライダーディケイド)が突如、“大ショッカー”の大首領としてスーパー戦隊たちを攻撃し始めた。逆に、キャプテン・マーベラス(ゴーカイレッド)は“大ザンギャック”の大帝王に君臨し仮面ライダーたちを攻撃しはじめる。何故、仮面ライダーとスーパー戦隊が、大抗争を始めたのか。この謎を解くため、ジョー・ギブケン(ゴーカイブルー)、ドン・ドッゴイヤー(ゴーカイグリーン)、海東大樹(仮面ライダーディエンド)、泉比奈の四人はデンライナーに乗り込み、1976年のゴレンジャーの世界へ向かう…というストーリー。
金田監督の前作『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』はなかなかのデキで高評価してたのに、あっというまに駄作に落ちた。前作の目を見張るようなアクションは鳴りを潜め、中途半端なCGが多用されている。キャラの出しすぎで、個々のアクションに注力できなかったのだろうが、それにしてもこのレベルダウンはいったい何なのか。前作がラッキーパンチだったのか。
脚本も前作に引き続き米村正二。歴代仮面ライダーと歴代戦隊ヒーローを一気に画面に出すという、企画先行だったのはわかるが、プロットは最悪といってよい。
なんでデンライナーが1976年に戻ったのかといえば、テレビ局系列のねじれが解消された年だから。これによって仮面ライダーの局が移動してしまったため、NET(現テレ朝)は新たなヒーロー物を作らねばならなかった。それで生まれたのがゴレンジャー。いや、その事情とか歴史とかは事実だから別にいいんだけど、デンライナーのオーナーにその辺の事情を臭わせるメタなセリフを言わせるセンスがヒドい。大人も子供も置いてきぼりでおもしろくもなんともない。悪ふざけ。
(ネタバレ)
実は、ディケイドさんとマヴェちゃんの策略でした!って…。なんとなく整合性がとれてるように見えるけど、何か変。ディケイドとマヴェちゃん以外のライダーと戦隊ヒーローが散発的に殺し合いをするのは困るから、両陣営に事前に話は通ってないとおかしい。でも、オーズの反応を見ると、そうでもなかったりする。
でも、他のヒーローが事情を知っていたとしても、ゴーカイジャーの面々やディエンドが事情を知らせていない意味がわからない。彼らに知らせちゃうと、演技が下手だからバレちゃうとか、そんなこともなかろう。
もっと納得できないのが、ディエンドさんの狂気っぷり。別に、ビックマシンをお宝ゲットするのはよい。それはキャラにマッチしている。しかし、なんで、ライダーと戦隊の頂点に立とうとするわけ?そんなキャラじゃなかったじゃない。仲間はずれにされたから?意味不明だわ。なんで、これまで培ってきたキャラを壊すのか。
まだまだ、ディケイドと大ショッカー、それに電王をからめて、作品をつくることも可能だったので、これでダメになったと思う。
それにね、どうせやるなら、サブライダーも全部出しなっての。これを機会にアナザー・アギトも作り直せばよかったのに。なんか東映とバンダイの企画力に翳りが見え始めたかな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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