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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:131分
監 督:ギレルモ・デル・トロ
出 演:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー、マックス・マーティーニ、芦田愛菜、ロン・パールマン、バーン・ゴーマン、クリフトン・コリンズ・Jr、ディエゴ・クラテンホフ、ロバート・メイレット、ヘザー・ドークセン、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、サンティアゴ・セグーラ、ロビン・トーマス 他
コピー:人類最後の望みは、この巨兵。
2013年8月。太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現する。“KAIJU”と名付けられた生物は、サンフランシスコを襲撃した後、次々と3つの都市を6日で壊滅させた。なんとか通常兵器で撃退するに至ったものの、その後、怪獣は次々と出現。人類は生き残りをかけて、PPDC(環太平洋防衛軍) を設立。叡智を終結し人型巨大兵器“イェーガー”を開発。搭乗員2名の脳をシンクロして操縦するイェーガーは、KAIJUを撃退。明るい光が見えたかと思ったが、KAIJUは出現するごとに巨大化していき苦戦を強いられるようになる。2020年2月、ローリーとヤンシーのベケット兄弟は、イェーガー“ジプシー・デンジャー”に登場し、アンカレッジ沖に出現した怪獣“ナイフヘッド”迎撃に向かう。しかし、戦闘で機体が大破し、兄のヤンシーが戦士してしまう。ローリー単独でナイフヘッドを倒すものの、ジプシー・デンジャーは戦闘不能になってしまう。同様にイェーガーが破壊される例が多発したことにより、世界各国の政府首脳陣はイェーガー計画を中止し、巨大防護壁でKAIJUの攻撃を防ぐ計画に切り替えることを決断。PPDCは解散させられてしまう。しかし、鉄壁だと思われていた防護壁はKAIJUに破壊され、都市は襲撃され…というストーリー。
デル・トロが日本アニメが大好きなのは有名。溶液を用いてロボットとシンクロって、エヴァかよ。怪獣は何種類もいるけど遺伝子は一緒ってポケモンかよ。各国ロボット持ってるって、ガンダムファイトかよ。チェーンソードとか、日本アニメの発想だわなぁ…。怪獣の胎児が巨神兵みたいだなと思ったら、生まれたらウシバエみたいじゃん…と、いろいろ日本アニメの要素が散見。ふつうならパクるなよ!ってなるところだけど、ここまで臆面もなくやってくれたら、子供が嬉々として遊んでいるみたいで、怒る気も失せる。いや、全力でやりきってくれれば文句はないわ。
みんなレギオンみたい…っておもってたら、生物としての目的もレギオンだった。ガメラも好きなんだろうなデル・トロ。まあ、侵略者の目的に理屈や整合性を持たせようとするとどうしてもこうなちゃうよね。
イェーガーたちのバトルの動きは恰好いいんだけど、なにか立ち姿が美しくないことが不満かな。デザインにもうちょっと俗っぽさが欲しかったかも。
怪獣の脳にドリフトするアイデアはおもしろかった。これは慧眼。マッドサイエンストぎみの二人がいい味を出している。それに、ハンニバル・チャウね。さすがロン・パールマン、ものすごいインパクト。
司令官と森マコとのエピソードや、ハンセンの葛藤や成長物語など、ロボットバトル以上に、こういう脇の話に魅力があるのが素敵。ロボットバトルに目がいきがちだけど、こういう脇エピソードがなかったら、凡作だったと思う。
でも、後半になるとちょっとだけシナリオに綻びが生じたように見える。操縦者二人が記憶を共有しちゃうっていうんなら、もっといろんなことを言わずもがなで理解してよいはずなんだけど、ドリフトした後も、相手のことで驚いたりとか不自然さは残る。
香港で、怪獣がこの人を狙ってる!って、香港人が叫び始めるんだけど、なぜそれをすぐに納得できるんだろう。不自然極まりない。
細かいことをツッコムのは野暮かもしれないけど、あの玉がカチカチ動くおもちゃは、風圧や振動でああいう風には動き始めないと思うんだけど…。つまらないことで興醒めさせるのはやめて欲しいな。
消火栓の看板はリアルなのに、なんで車のナンバープレートはリアルじゃないんだ??と思ったが、日本は映画用のナンバーとか用意されてないから避けたのかもしれない。
いや、こういう特撮物(とあえて言わせてもらう)で、そんなチマチマと重箱の隅をつつくほうがおかしいのかも。逆に言えば、この程度のツッコミしか言うことがなってことなのかも。すっきりと愉しませていただいた。本作を上回る続編を期待。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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