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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:111分
監 督:ジョン・M・チュウ
出 演:チャニング・テイタム、ブルース・ウィリス、ドウェイン・ジョンソン、エイドリアンヌ・パリッキ、レイ・スティーヴンソン、D・J・コトローナ フリント、イ・ビョンホン、レイ・パーク、ジョナサン・プライス、RZA、エロディ・ユン、ファラン・タヒール、アーノルド・ヴォスルー、ウォルトン・ゴギンズ、ジョセフ・マッゼロ、ジョー・クレスト、ジェームズ・カーヴィル、ライアン・ハンセン、ロバート・カトリーニ 他
コピー:斬られるか。撃たれるか。


アメリカ最強の機密部隊“G.I.ジョー”は、大統領よりパキスタンでの核弾頭奪取任務を発令。しかし、大統領は何故か、G.I.ジョーたちが、核弾頭を強奪しようとしたと発表し、彼らの殲滅を発令する。G.I.ジョーのメンバーは次々と命を落とし、かろうじて生き残ったのは、デューク、ロードブロック、レディ・ジェイら数名のみ。G.I.ジョーは解体されたが、その一方でテロ組織“コブラ”が再び勢力を伸ばし始める。コブラと手を携えたアメリカ大統領は、世界に向けて核の根絶を発表。核保有国の首脳陣を集め会議を開くが、自国の核爆弾の全廃を渋る首脳たちの国に対して、なんとアメリカ大統領は核爆弾を発射し脅迫。世界中はアメリカにひれ伏すことになってしまう。そんな中、ロードブロックたちは、初代G.I.ジョーであるジョー・コルトン司令官に支援を求め、彼を新たなボスとするた新生“G.I.ジョー”を結成。世界征服を目論むコブラに立ち向かっていく…というストーリー。

前作『G.I.ジョー』は、アクションこそまともだったが、シナリオがポンコツ。続編があるような終わりかたをしていたが、ちょっと無理じゃねえか?と思うレベル。それでも、時間は開いたが続編が作られた。2作、作る契約だったのかもしれない。
さすがに、なんとかまともな映画にしようという努力がみられ、それなりの娯楽作品に仕上がってはいると思う。(ちょっとネタバレだけど)G.I.ジョーが罠にハメられるとか、大統領は替え玉でしたとか、元G.I.ジョーとはいえ、あれだけ大掛かりに仕組まれた敵に対して、今は民間人である人が個人持ちしている装備で立ち向かうとか、ストーリーとは無関係に、ただただおもしろい非断崖絶壁のぶらさがりアクションを放り込んでみたり、常にわかりやすい。どうせ、ヘンテコ忍者がでてくるようなお話だから、この程度でよいのかもしれない。
“ザ・ロック”ドウェイン・ジョンソンを主役にもってきたのも、ドンパチ主体のわかりやすさにマッチしていると思う。

しかし、あいかわらずコブラとデストロの構図は、わかりにくい。イ・ビョンホン演じる白忍者が騙されていたことだけは判るのだが、スネークアイと仲直りして白と黒の競演!って形で盛り上げようとしている部分は、いまいち空回り。前作から続く軋轢が解消されたところで、さほどのカタルシスはない(っていうか、このこじれてる部分をあんな簡単に解消しちゃうのは、いただけないかな…)。
スネークアイは、喋らないし顔は隠れていて表情はわからない(動作で感情がわかるキャラってわけでもない)。おまけに、イ・ビョンホンも英語が堪能ではないからなのかさほど喋らないし、キャラの問題なのか本人の演技の問題なのか、表情が薄いし。そんな二人が共闘しました!っていわれても、いまいち盛り上がらないのよね。

結果的に、普通のアクション作品だった。うん。普通。わざわざブルース・ウィリスを持ってきても、普通。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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