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公開年:1998年
公開国:アメリカ
時 間:108分
監 督:ジョン・マクノートン
出 演:ケヴィン・ベーコン、マット・ディロン、ネーヴ・キャンベル、テレサ・ラッセル、デニース・リチャーズ、ロバート・ワグナー、ビル・マーレイ、キャリー・スノッドグレス、ダフネ・ルービン=ヴェガ、ジェフ・ペリー、マーク・マコーレイ、エドゥアルド・ヤネス 他
受 賞:【1998年/第24回LA批評家協会賞】助演男優賞(ビル・マーレイ)
フロリダ州にある港町ブルーベイ。女子高生ケリーは、教師のサムにレイプされたと訴える。小さな町ではたちまち大騒動となり、やがて争いは法廷の場に持ち込まれることに。ケリーの母親は町の実力者で、誰もサムの味方になろうとしなかったが、パっとしない小さな事務所を開いているボウデン弁護士が、彼に手を差し伸べる。一方、警官のデュケは、ケリーの同級生スージーもかつてサムにレイプされたことを突き止める。デュケは、スージーに法廷で証言させ、サムがレイプの常習犯であることを証明し、有罪に持ち込もうと考えた。しかし、いざ法廷で証言すると、ボウデン弁護士のきびしい追及を受けて、自らのレイプも、ケリーのレイプもすべて偽証であると発言。これにより、サムの嫌疑は晴れることとなった。その後、サムは示談金として850万ドルを得たが、高校は退職を余儀なくされてしまう…というストーリー。
上記のあらすじまでは、追い詰められ系のありきたりなストーリーなのだが、そこから先が、騙しのどんでん返し波状攻撃が続く(6、7回は続くと思う)。観客をいかに煙に巻くか…だけに注力した作品だといえる。悪く言えば後だしじゃんけんのオンパレードなんだけど、それを強引になぎ倒して、観客を納得させる力がある。やりすぎって思うかもしれないけど、逆にここまでやりきらないと中途半端になっただろう。
やろうと思えば、ケリー側の弁護士だって、学校の先生だって真犯人にできちゃうじゃない、稚拙だな…なんて、一瞬思うんだけど、あとから考えると、やっぱりよく練られていると気付く。普通のエロチック学園サスペンスのように見せてそうじゃない。ちょっと作風に不釣合いなビル・マーレイの配役もそうだし、珍しくケヴィン・ベーコンが、熱血漢役だな…とおもったが、そうは単純じゃなかったり、なかなか凝っている。
ラストも、「え~、ここまできて、ショボいなぁ…」なんて思わせておいて、エンドロールの種明かしを観たら納得できちゃう。なかなか満足できた作品。
本作、ケヴィン・ベーコン自ら製作総指揮してるんだけど、この人、映画で全裸になるの好きだよね…。彼だけじゃなく、エロシーンが多いので、家族と一緒に観てると気まずくなること必至。大人になってから一人で観ましょう。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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