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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:111分
監 督:ロベルト・シュヴェンケ
出 演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカー、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファス、レベッカ・ピジョン、クリス・オーウェンズ、アーネスト・ボーグナイン、ジェームズ・レマー、ドミトリー・チェポヴェツキー、マシュー・オルヴァー 他
ノミネート:【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]
【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】アクション映画賞
コピー:それは、アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち…
かつてCIA工作員として活躍したフランクだったが、引退した今はオハイオの田舎町で孤独な年金暮らし。役所の年金係りの独身女性サラと電話で会話することを唯一の楽しみにする日々。そんなある日、フランクの家に武装集団が侵入。昔とった杵柄で難なく一味を撃退したものの、通話が全て監視されていたことに気付き、サラの身にも危険が迫っていることを察知。ニューヨークの彼女宅に急行し暗殺の危機から救出する。自分がなぜ襲われたのか調査すると、フランクを含め10名が記された暗殺リストを発見。その10名は中米グアテマラでの特殊任務の関係者たちだと判明するが…というストーリー。
ロートル生活のゆるさと、ドンパチの激しさのギャップを愉しむ作品。ブルース・ウィリスが年金暮らしのおっちゃんには、とても見えないのはご愛嬌で無視するとして、見たこともないお姉ちゃんにかわいく恋している様子は、なかなかかわいい。そして突然のドンパチをかっこよく乗り切って、彼女を救う為に迅速に移動。サラもそこそこの年齢なんだけど、お互いツンデレぎみなのも微笑ましい。
一番愉快なキャラクターを演じてくれたジョン・マルコヴィッチ。こういうネジはずれちゃった系のキャラが、味方で活躍するのは面白い。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のマードックがTV版ほどキレっぷりを発揮してくれなかったのを残念に思っていたのもあって、これはちょっとうれしかった。だが、残念なことに空港でドンパチやるシーンが、本作アクションの最高潮点で、それ以降の活躍はイマイチ。最後までキレてくれよ。
なぜかヘレン・ミレンが出てくるところでノリが失速する(何度も眠くなって巻き戻してしまった)。サラやフランク以上にツンデレで悪いキャラでは決して無いのだが、なぜかピリっとしない。彼女に輪をかけてモーガン・フリーマンはもっとピリっとしない。特殊能力を発揮するわけでもないし、献身的な最後で終わってしまうのも、ウィットがなさすぎ。
この原因は、彼らの隠居生活の掘り下げが足りないからだと思う。今までこんな感じで普通を装ってきましたよ…っていう部分をもうちょいリアルに描くとか、さぞや現役に復帰したいんだろうなぁ、ストレスがたまっているんだろうなぁ、だけどそうもできない理由がいろいろあるんだろうなぁ…なんて部分を強調するとか。要するにキャラの粒立ちが悪いってこと。病気でした、恋人を失って以降は失意の生活でした…ってだけでは、ただ設定の説明でしかなくて、伝わってこないから。
仮面ライダーが最終回に近づくと、歴代ライダーが集まって…って展開があるけれど、往々にして集まる過程はワクワクするものの、いざ集まってしまうと大して面白くなかったりする。その感じに近いかもしれないな。
結論からいうと、及第点超えはしていると思うけど、それ以上の尖がった部分が少ない作品ってところか。でも、普段アクションを見ない女性にも愉しめる作品なのかもしれない。ああ、もしかするとそういう層を狙ってたりするのかな。案外正解なのかもしれない。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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