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公開年:2010年
公開国:日本
時 間:94分
監 督:米林宏昌
出 演:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林、羽鳥慎一、吉野正弘 他
受 賞:【2010年/第34回日本アカデミー賞】アニメーション作品賞
コピー:人間に見られてはいけいない。
郊外のある広い屋敷の床下にひっそりと住む小人の三人家族。父ポッドと母ホミリーと14歳の娘アリエッティ。生活に必要なものは人間たちから拝借する“借りぐらし”。彼らは人間を恐れていて、姿を見られたら、そこから引っ越さなければならないという掟がある。ある夏の日、屋敷に病気療養のために12歳の少年・翔がやってくるが、アリエッティは彼に姿を見られてしまい…というストーリー。
近藤喜文さんだったらどうしたかな…。観ながら、何度も何度もその問いが頭に浮かぶ。
なんでお父さんの頭巾というかマスクみたいなものは『風の谷のナウシカ』にでてきそうなデザインなのかな。
なんで猫は『猫の恩返し』みたいな漫画チックで、狸は『平成たぬき合戦ぽんぽこ』のリアル狸みたいなのかな。
『ゲド戦記』の時にも言ったけど、他のジブリ作品の要素を取り込んで、ジブリ作品ですよって主張する必要はまったくない。むしろ他のジブリ作品と似ている要素があったら、積極的に排除しなくてはいけないんじゃないのかね。米林さん、あなたは監督なんだからあなたの作品をつくればよろしい。せっかくそのチャンスを与えられたのに、一生懸命ジブリ作品を作っているよね。そういうスタンスでクリエイティブな事ができるとは思えないんだけど。
近藤喜文さんだったらどうしたかな…。
なんで猫と狸は同じ動物なのにタッチが違うのかな。
なんでカマドウマは漫画チックで、スピラーのもってるコオロギの足はリアルなのかな。
なんで水の表面張力で小人さんたちの小ささを表現しているくせに、葉っぱの厚さは薄っぺらだったり(もっと厚さがあると思うな)、小物を大きさとの対比には気をつかっていなかったり(あんなちいさなサラミのおつまみはないだろう)、こだわりが中途半端なのかな。
CCDカメラでもつかって、小人の世界ってどうなんだろうって、観察してみればよかったじゃない。ものすごく違和感を感じるんだけど、作っていて気にならなかったんだろうか。とにかく全然わくわくしないのよ。
近藤喜文さんだったらどうなったかな…。
本作の唯一の悪役として登場するお手伝いのおばさん。はっきりいって狂人だよね。行動や思考の根拠がまったくもって意味不明で理不尽で、はっきりいって“引く”わ。
それに最後だけ物わかりが良くなるおばあさん。キャラに一貫性がないわ。
近藤喜文さんだったらどうしたかな…。
お手伝いさんが、証拠を見せようと床下の戸を開けたら、家はなくなっていて…って、あれは誰が片付けたわけ?そんなまったく形跡すらない状態に誰ができたわけ?都合よすぎじゃない。
スピラー登場で「他にも小人がいたんだー」って、都合よすぎじゃない?いままで見つからなかったことが、逆にリアリティ無いよね。
あの髪留めの洗濯バサミって何さ。あんな製品あるか?
近藤喜文さんだったらどうしたかな…。
途中の音楽にボーカルがあるのが邪魔。
CMの仕事とか声の仕事を多くやってる人を声優にしちゃだめ。聞き覚えがありすぎて顔が浮かぶ。三浦友和と樹木希林と羽鳥慎一ね。
コンピュータ彩色が薄っぺらで平板な印象。
もういいわ。『ゲド戦記』と同じカテゴリ。これで、米林監督に少女に対する性癖ともいえる思い入れがあれば…はっきり言っちゃうと、米林監督は駿監督ほど真性のロリコンじゃねえから、ほとばしる何かが無いってこと。
#っていうか、泥棒一家が狂人に追い出される話だよね。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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