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image1567.png公開年:2007年 
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:メナン・ヤポ
出 演:サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン、ニア・ロング、ケイト・ネリガン、アンバー・ヴァレッタ、ピーター・ストーメア、シャイアン・マクルーア、コートニー・テイラー・バーネス、マット・ムーア 他
コピー:並び替えられた1週間──その謎を解けば、運命は変わる



夫ジムと2人の娘と幸せな生活を送るリンダ。ある日卒然、出張にいった夫が事故で死んだという報せを受け、悲しみに暮れるリンダだったが、一晩明けると、何故か夫ジムは何事もなかったように元気に生きている。さらに、また一晩明けると、今度はジムの葬儀が行われようとするところ。混乱するリンダだったが、何度か行き来するうちに、一週間の間をバラバラに前後していることに気づき…というストーリー。

以下、ネタバレ。

なんとなく夫婦トラブルを描くファミリードラマ的な感じで始まるんだけど、いきなりSF要素が放り込まれてくる。でも、SF始めますって雰囲気がまったく醸成されないまま展開されるので、違和感は続く。そのSF的な部分についても、アイデアはわかるんだけど、とっちらかっている印象。
旦那の秘密がわかったあたりで、「おお、そう来るか」と盛り返しはじめるものの、それと同時に“大いなる力”みたいなものをテーマにしようとしてくる(取って付けに感じるんだけど)。そうなると、俄然、シャマラン監督作品を思い出してしまうのだが、比較するとあまりにも本作が陳腐に思える。私の好きな『サイン』とテーマは近い気がするのだが、あそこまでの知己に富んだ視点が本作には無い。たいした味付けにもなっていなくて、中途半端な宗教色が、逆に鼻に付くくらい。

まあ、それでもSF面をがっちりしっか作りこんでくれれば、バランスは保てたと思うんだけど、単にシャッフルしただけでは、説明がつかない部分も多々あって、いまいち。第一、目覚めたら、カレンダーくらい見りゃあいいじゃねえかと、思うし、ツッコミどころは満載である。

それも神のお力です…で乗り切れるとおもったのだろうか。まあ、いずれにせよ、ピリっとしない作品。お薦めしない。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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