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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:111分
監 督:スコット・クーパー
出 演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル、ポール・ハーマン、トム・バウアー、ベス・グラント、ウィリアム・マークェス、リック・ダイアル、ジャック・ネイション 他
受 賞:【2009年/第82回アカデミー賞】主演男優賞(ジェフ・ブリッジス)、歌曲賞(曲/詞:ライアン・ビンガム、T=ボーン・バーネット“The Weary Kind”)
【2009年/第35回LA批評家協会賞】男優賞(ジェフ・ブリッジス)、音楽賞(T=ボーン・バーネット、スティーヴン・ブルトン)
【2009年/第67回ゴールデン・グローブ】男優賞[ドラマ](ジェフ・ブリッジス)、歌曲賞(T=ボーン・バーネット、ライアン・ビンガム“The Weary Kind”)
【2009年/第25回インディペンデント・スピリット賞】主演男優賞(ジェフ・ブリッジス)、新人作品賞
【2009年/第15回放送映画批評家協会賞】主演男優賞(ジェフ・ブリッジス)、歌曲賞(T=ボーン・バーネット、ライアン・ビンガム“The Weary Kind”)
コピー:傷ついた者にしか、歌えない愛がある
かつて一世を風靡したカントリー歌手のバッド・ブレイク。今では落ちぶれて、地方のバーなどでのドサ回りで食いつなぐ日々。新しい曲も浮かんでこない。弟子だったトミーが大活躍しているのも気に喰わない。そんな毎日の繰り返しで、酒量ばかりが増えていく。ある日、地方紙の女性記者ジーンの取材を受けることに。親子ほども年の離れた二人だったが、なぜか惹かれ合い一夜を共にする。ジーンは離婚の痛手を引きずりながら小さな息子との二人暮しをしており、これ以上関係を深めることに躊躇する。そんな中、巨大スタジアムで行われるトミーの公演の前座のオファーがあり…というストーリー。
別映画のレンタルDVD冒頭のトレーラー映像で本作を知った。けっこう重い展開がありそうだったのでレンタルしてみたのだが、そういう意味ではちょっと肩透かしを喰らった感じ。きっと、子供を死なせてしまってどん底まで打ちひしがれるとか、そのレベルの展開があると予測していたのだが…。
くたびれたオヤジの極みではあるけれど、酒の量が多くて、やる気がでなくて怠惰な生活になっているだけ。それこそ世の中には薬に溺れたり、悪の道に手を染めたりする人もいるわけで、それと比較すれば、実に健全な落ちぶれ方である。
むしろ、一時は人気者だったことがあり、落ちぶれたとはいえ好きな音楽でなんとか喰えている。これってかなり羨ましいことなのではなかろうか。
その後は、若い女と恋に落ちて、ちょっとしした失敗をして、反省して更生して、もう一度大成功。スタート時点でもそこそこ羨ましい状態なのに、さらに羨ましい状態になる。んー、これって、なんだろう。絶望的なピンチもあるわけじゃなく、それほど応援したくなるような場面もなく、彼をピンチに陥れる理不尽な敵役が出てくるでもなく、最後は金も健康も男気も手に入れる。
このシナリオの底辺に流れる、一本の訴えたいモノというのが、最後まで見えなかった。こっちの感情があまり動かなかった作品。もしかすると私も60歳を越えると響いてくるのかしら。でも、今は何も響かない。途中で読書しちゃった。
まあ、オスカー受賞作なのにそれほど話題にもなっていない時点で、気付くべきだったかな。お薦めできない。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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