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image0514.png公開年:2007年  
公開国:アメリカ
時 間:97分  
監 督:ロブ・ライナー
出 演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ジョン・ヘイズ、ビヴァリー・トッド、ロブ・モロー 他
ノミネート:【2008年/第32回日本アカデミー賞】外国作品賞
コピー:余命6ヶ月、一生分笑う。



自分本位な富豪の男とマジメな自動車整備士が、ともに末期のガンで余命6ヵ月と宣告されたのをきっかけに、死ぬ前にやり残したことを実現しようと2人で病院を抜け出し冒険の旅に出る…というストーリー。

最近、某バラティ番組で泣ける映画として紹介されていたが、私の泣けるツボには一切引っかからなかった。実際に同じ状況になったら、自分も彼らのように案外淡々としているだろうなと、すっかり共感してしまって、逆に冷静に見てしまった(つまらなかったという意味ではない)。私の感受性が低いのだろうか。心が熱くなる場面は
あれど、正直、“泣く”という感情に至る場面がどこあったのかぜんぜんわからない。

原題は“棺桶リスト”の意味で(一人がすっぽり入る容器という意味)、もちろんそういう邦題にするわけもないし、原題のままでは意味が伝わらないだろう(配給会社も悩んだと思う。私なら、原題にプラスして副題として今回の邦題をつけたかな)。ただ、コピーを含めて、ちょっと重い映画と勘違いされ、敬遠する人もいるだろう。
本作は、死を扱いつつ、且つ大富豪という非現実的な設定を扱っているにもかかわらず、重くも荒唐無稽にもなっていない。ロブ・ライナー監督は、ここ15年くらい目立ったヒット作もなかったと思うが、ベテランの味を発揮した、いい仕上がりになっている。冒頭の山を登っているときのナレーションがモーガン・フリーマンで…というのが、じつはひっかけになっている(ネタバレになるので言わないが)、というのが、おもしろい。結構お気に入りの演出だ。単純でズルい手かもしれないが、けっこう効果的だったと思う。

ただ、ロケーション(CG含む)や、豪華二大俳優の演技のすばらしさを差っぴくと、“及第点”というか置きに言ったストライクという感は否めない。というと、否定的な評価に聞こえるかもしれないが、逆に言えば、性別や年齢を選ばず、大抵の人がおもしろいと感じる映画だと思うので、観るものが無いなぁ…という時には、選ぶとよい。ハズレにはならないと思う。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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