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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:100分
監 督:キンバリー・ピアース
出 演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ポーシャ・ダブルデイ、アレックス・ラッセル、ガブリエラ・ワイルド、アンセル・エルゴート、ゾーイ・ベルキン、サマンサ・ワインスタイン、カリッサ・ストレイン、ケイティ・ストレイン、バリー・シャバカ・ヘンリー、シンシア・プレストン、アーリーン・マゼロール 他




高校に通う少女キャリーは、その内気な性格とヤボったい容姿のせいで友達がおらず、同級生たちから陰湿なイジメを受けていた。家では母親と二人暮らしだったが、狂信的な母親による娘に対する束縛は相当なもので、キャリーは心の休まる暇がなかった。ある日、同級生のイジメが度を超えて問題化。学校側は厳正に対応するが、イジメの主犯格だったクリスは学校の処分に反発したことで停学処分になってしまう。そのおかげで楽しみにしていたプロムの出られなくなってしまい、キャリーを逆恨みすることに。同じく、キャリーのイジメに加わっていたスーは、これまでの行いを強く反省。その償いとして、自分の恋人トミーに、キャリーをプロムに誘うようにお願いするのだった。はじめはからかわれていると思ったキャリーだったが、実はトミーに好意を持っており、申し出を受諾。夢見心地になるキャリーだったが、母親はプロムに出ることを強く反対する。何とか説き伏せて、自作のドレスを身にまといパーティに参加。美しく着飾ったキャリーは会場の注目を集め、幸せな気分にひたっていたが…というストーリー。

デ・パルマによる1976年版と、登場人物の名前からエピソードまで、何も変わりがない。スティーブン・キングの原作に忠実ってことでしょ?といいたいところだが、違う要素は、動画サイトの存在くらいで、学校や町の雰囲気や、プロムの様子のなんかも、あえて似せにいっているような感じ(そりゃあ、細かい演出のさじ加減は違うけど)。

そんな判で押したようなリメイクじゃ、おもしろくないだろう…と思われるかもしれないが、これがすばらしかった。まず、クロエ・モレッツの野暮ったさと磨けば光る感じが絶妙。そして、今、この役を演じさせたら彼女しかいなんだろうと思うくらいだったジュリアン・ムーアのクレイジーな演技。特に、前作で狂気の度がすぎてリアルさを削いでいた気がする母親役は、ジュリアン・ムーアによって現実味と狂気が倍増したと思う。

オリジナルが好きな人でも、すっきりと受け入れられる内容。まさにブラッシュアップしたという感じで、近年稀に見るリメイクの成功例。うまくリメイクしたってだけなので、賞には無縁だが、それでも観る価値は十分にあると思う。っていうかお薦めしたい。満足した。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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