[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:120分
監 督:ナンシー・マイヤーズ
出 演:メリル・ストリープ、スティーヴ・マーティン、アレック・ボールドウィン、ジョン・クラシンスキー、ケイトリン・フィッツジェラルド、ゾーイ・カザン、ハンター・パリッシュ、レイク・ベル、メアリー・ケイ・プレイス、リタ・ウィルソン、アレクサンドラ・ウェントワース、ノーラ・ダン、ロバート・カーティス・ブラウン、ジェームズ・パトリック・スチュワート、ピーター・マッケンジー、パット・フィン、ヘイター・ペレイラ、ラミン・ジャヴァディ、ライランド・アリソン 他
ノミネート:【2009年/第67回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]、女優賞[コメディ/ミュージカル](メリル・ストリープ)、脚本賞(ナンシー・マイヤーズ)
【2009年/第63回英国アカデミー賞】助演男優賞(アレック・ボールドウィン)
【2009年/第15回放送映画批評家協会賞】コメディ映画賞
コピー:失敗の数だけ、きっと最後は、おいしい人生が焼きあがる。
ジェーンは、10年前に敏腕弁護士の夫と離婚し、長年の夢だったベーカリーを経営しながら3人の子供を育ててきた。子どもたちは立派に成長し、ベーカリーの評判も順調で、何の問題もないはずなのだが、何か物足りない日々。そんな時、息子の卒業式のためにニューヨークにやって来たジェーンは、ホテルのバーで元夫と鉢合わせ。彼はすでに若い女性と再婚しているのだが、熱烈に言い寄ってきて、酒の力もあって再び関係を持ってしまい…というストーリー。
確かに、主人公はベーカリーを経営している。そして恋愛感情も抱いている。よって邦題にウソはないのだが、タイトルを見ればベーカリーで巻き起こる恋愛ストーリーだと思うのが普通だろう。しかし、ベーカリーはストーリー上、特に重要ではなく、別に他の職業であっても影響なし。この邦題は、客寄せのための雰囲気だけである。ちなみに、画面上のパンはそれほどおいしそうには見えない。
昨今は『セックス・アンド・ザ・シティ』のように、高年齢の恋愛模様を扱うものがはやりのようだし、本作は監督も脚本も女性のようだし、いけないテーマではないと思う。しかし、はたしてこれをおもしろいと感じる男性はいるのだろうか。女性がそういう感情を抱くのは理解できるのだが、男性はどういう目線でこれを見ればいいのか?登場する男性キャラの目線で?ん~、リアリティが感じられないし、共感もできないので、一切入り込めない。このような中年同士の関係は、女性からみるとリアリティがあるように写るのか?それともリアリティは感じないが魅力的に見えるのか?さっぱりわからない。
いくらなんでも、不倫の末に若い女と結婚した経緯があって、それが思ったとおりじゃないからって元妻に言い寄る男に、共感しろといわれても無理である。色恋はいいから仕事しろや!としか思えない。おまけに若い妻は、夫の心を読み取って距離置くという、ご都合主義な展開。
私も同じ年齢になれば理解できるのか?それはわからないが、今の私にはまったくもってつまらない。それ以外のなにものでもない。
まあ、メリル・ストリープについては、『マンマ・ミーア!』で、まだまだ現役ってところを表現できたので、さらに一歩踏み込んで実践モードで…ということで、役者としての能力の高さは否が応でも感じさせられ、がんばったで賞はあげたいと思うが、それ以上でも以下でもない。
とりあえず、何の琴線にも触れなかった。男性は観るだけ無駄な気がするのだが。もしかすると、主人公とそこそこ近い年齢の女性はおもしろく観ることができるのかも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |