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image0785.png公開年:1989年  
公開国:アメリカ
時 間:104分  
監 督:アンドレイ・コンチャロフスキー
出 演:シルヴェスター・スタローン、カート・ラッセル、テリー・ハッチャー、ジャック・パランス、ブライオン・ジェームズ、ジェームズ・ホン、マーク・アライモ、マイケル・J・ポラード、クリント・ハワード、ロバート・ツダール、ビング・ラッセル、ルイス・アークエット、ジェフリー・ルイス  他
コピー:デカイ敵ほど燃えあがる!ビシッとスタローン超過激!!


ロスの2人の刑事が、悪の組織にはめられちゃうけど、負けないぜ!という、べたべたなバディ物。
この作品は、昔、レンタルビデオ落ちしたテープを買って、持っていた。捨てちゃったけど。懐かしかったので、久々に観てみた。

スタローンとカート・ラッセルの競演。まさにA級とB級のぶつかり合いで、さて本作はどっちになるかな?というところだが、なんといっても、B級の帝王カート・ラッセルだもの。帝王の勝ちさ。コピーはスタローン押しなんだけどね。

セックスもサイコも社会問題もなにも出てこない、日曜の午後3時くらいに、小学校の高学年生と一緒に観ても、なんの問題もない、健全な作品。少年ジャンプで連載していてもおかしくない程度。
『リーサル・ウェポン』とはまったく違って、登場人物にもストーリーにも、影なんてまったくなし。よって、心にひっかかるものなんて、何一つないから、続編なんかできるはずもなし。

気の利いたセリフをいっているつもりが、すべりたおし。過去のバディ物をあえてなぞって、笑いにしようとしているのかと思ってしまうくらい(笑えはしないけど)。バディ物っていうのは、大抵、どっちかに感情移入できたりするものだし、かっこいいなぁと思わせるものだけど、本作の2人は、まったくそんなことを思わせないね。両方ともチンケなキャラクターで、愛すべきところがないなんて、ある意味すごい。
でもね、じゃあ、ダメ作品かというと、タマにはこういう、な~~~~んにも考えさせない映画も必要なのだと思う。
まったく作品の中にのめりこませてくれないんだもの。逆に、今、こういうレベルの作品なんてないもの。貴重というか必要悪だよ(笑)。

休日のお昼にブッフェで食べ過ぎて、ソファーで寝転がっているときとかに、観るとよい。ふしぎなことに、頭もすっきりして、いつのまにかお腹もこなれるでしょう。脳に血流がいってないときに楽しめる作品だと思う(褒め言葉になってないか)。

ちなみに、脚本のランディ・フェルドマンは、黒澤明が書いた脚本をもとの『暴走機関車』という作品の脚本を担当していたらしい。そんな映画があったか。レンタルショップで出会ったら、借りてみようか。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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