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ecc35ce9.Png公開年:2001年  
公開国:アメリカ
時 間:113分  
監 督:リチャード・ケリー
出 演:ジェイク・ギレンホール、ジェナ・マローン、メアリー・マクドネル、ドリュー・バリモア、パトリック・スウェイジ、ホームズ・オズボーン、キャサリン・ロス、ノア・ワイリー、ベス・グラント、マギー・ギレンホール、デイヴィー・チェイス、ジェームズ・デュヴァル、スチュアート・ストーン、ゲイリー・ランディ、セス・ローゲン、リー・ウィーヴァー、スコッティ・リーヴェンワース、フィリス・リオンズ  他
ノミネート:【2001年/第17回インディペンデント・スピリット】主演男優賞(ジェイク・ギレンホール)、新人作品賞、新人脚本賞(リチャード・ケリー)
コピー:死んでいるのか? 生きているのか?
     「世界の終りまで、あと28日6時間42分12秒」

ある晩、高校生ドニー・ダーコは、現れた銀色のウサギに導かれにフラフラと家を出ていくと、あと28日6時間42分12秒で世界が終わると告げられる。翌朝、ドニーはゴルフ場で目を覚まし、帰宅すると、ジェット機のエンジンが落下していてドニーの部屋を直撃していた。その日から彼の周囲では、不可解な出来事が次々と起こり始める…というストーリー。

ドリュー・バリモアが脚本に惚れ込み製作総指揮として参加しており、サンダンス映画祭で「メメント」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」とともに話題になった作品らしい。

確かに、なかなか他にはないストーリー展開だ。オカルトか、サイコか、SFか、青春モノか、いくら観進めていっても、どういう展開になるか、全然読めなかった。悪い意味で、いっているのではなく、目がはなせない、いいシナリオだと思う。

ただ、タイムリミットが設定されている映画なので、そろそろ最後の方向性が見えてくるなぁ…というころになってくると、どの展開になっても、面白く終わらせるのが難しいことに気付くだろう。そして案の定、それは的中し、残念ながら、本作のシナリオは破綻する。

ネタバレになってしまうが、

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まず、ドニーはワーム・ホールを通って実際に過去に戻ったのか?戻っていないなら、それは死ぬ直前の妄想だったということだろうか。いや、それは違う。だって、それならば転校生の彼女の名前がわかるはずが無いから。

では、ワーム・ホールで過去にもどったとしよう。でも、彼女の未来が見えたけど、変えることはできなったわけだから、ワームホールを通って時間を戻ったとしても、次だって変えられないのではないか?
それに、未来のエンジンが落ちてきたということは、そのときに、同じエンジンが2つ存在していたということになり、同じく、戻ったドニーが部屋に居ようが、もう一人のドニーはゴルフ場にいっているのではないか?

なにか、SFチックな仕掛けを使って、迂遠な自殺を見せられただけのような気がしてきた。

アメリカでは熱狂的なマニアを生み出したらしいのだが、この最後でなんで熱狂できるのだろう。理解できない。もう、薬物経験でラリった人にしかわからないのではないか?(ああ、そういえば、ドリュー・バリモアも薬物中毒で治療経験があるか)

残念ながら、観終わっても、モヤモヤかイライラのどちらかが残ってしまうので、お薦めしない。

ちなみに、ドリュー・バリモアが出演しているけれど、役不足というか、なんてことない役なので、ちょっと邪魔だったかも。
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