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公開年:2010年
公開国:日本
時 間:81分
監 督:千葉誠治
出 演:三元雅芸、柏原収史、土平ドンペイ、肘井美佳、小越勇輝、樋浦勉 他
コピー:最強はエイリアンか、ニンジャか?






戦国時代。織田の軍勢が迫る伊賀の里近くの森に、炎に包まれた巨大な物体が落下する。それを織田勢の攻撃と考えた伊賀衆は、下忍である耶麻汰、陣内、寝隅を向かわせる。3人はそれぞれの仲間たちと合流しながら落下地点に近づいていくが、突然見たこともない異形の怪物が出現し、彼らを攻撃。下忍たちは次々と犠牲になっていく。耶麻汰たちは忍の技を駆使し、怪物に立ち向かっていくのだったが…というストーリー。

「マツコ&有吉の怒り新党」で紹介されていたそうで、おもしろそうだから観てみてといわれて、素直に借りたのだが、時間の無駄だった。ジャケット画像だけは格好いいけど。

さほど予算もなかったであろうことは想像できるが、別にそういうショボさに文句をつける気はない。怪物が着ぐるみなのも問題ない。でも、スーツアクターのアクションが、普通に人間の素立ち状態で、人間のそれ以外のなにものでもないのが、実に味気ない。金がないなら演技でなんとかするべきだと思う。仮面ライダーのトカゲロン並み。

ストーリーらしいストーリーは存在しなくて、突如現れたエイリアンと忍者が戦うだけのお話である。後は、エイリアンの攻撃・侵略手段と、忍者さんたちの攻撃手段をご披露するという展開。
それ以上に何もないので、技がただインフレ化していくのみ。ラストのインフレっぷりが、“ありえね~”的に話題になっているようだが、話題になるほどインパクトはない。というか大半の人が、最後なんかどうでもいい感じになっていたのではなかろうか。

例に“SUSHI TYPHOON”レーベルの作品なので、エログロに寒いギャグの連発であることは既定路線だけど、エロもグロもギャグの寒さも、すべてが中途半端(というかかなりの低空飛行)なのは、なぜなのか。せめてメーターを振り切るような、バッカで~っていうノリを見せてくれればよかったのだが、それはなかった。

若いお兄ちゃんたちのキャラ付けがいまいちで、まったくストーリーの中で映えない。おっさん忍者は、その中でもキャラは立っていて、狂言回し的な役回りにすることも可能だったと思うが、微妙なタイミングでご臨終。
ラストのまだ生き残りがいますよ…的な終わり方は、本編ですべてを出し切ってこそ効果が出てくる演出。そんな小手先の演出をマネたって、おもしろくはない。

海外には極端に忍者好きがいるみたいなので、こんな作品でも海外なら受け入れられるのかもしれない。日本人に観てもらおうとして作っていないのかもしれない。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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