[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開国:日本
時 間:117分
監 督:森田芳光
出 演:松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、ピエール瀧、村川絵梨、星野知子、伊東ゆかり、菅原大吉、三上市朗、松平千里、副島ジュン、デイビット矢野、笹野高史、伊武雅刀、西岡徳馬、松坂慶子、鈴木亮平、近野成美、田村ツトム、橋本一郎、佐藤恒治、小村裕次郎、白木隆史、大熊未沙、安藤聖、山下奈々、竹本聡子、河村春花、神農幸、加藤夢望、大和田悠太、山田キヌヲ、住吉晃典、清水優、笠兼三、伊藤力、真島公平、戸谷公人、山本浩司、細川洋平、中村靖日、伊藤克信 他
コピー:ココから 世界のどこだって行ける!!
恋と仕事と好きなコト――森田芳光監督からのラストエール
大手不動産開発会社、のぞみ地所の社員・小町圭は、列車に乗り車窓を眺めながら音楽を聴くのが好きな“乗り鉄”。一方、蒲田にある小さな町工場“コダマ鉄工所”の二代目・小玉健太も車両の音を聞くのが大好きな鉄道オタク。ふとしたきっかけで出会った二人は早速意気投合。二人は鉄道という趣味だけでなく、恋愛がうまくいかないという同じ悩みを抱えていた。そして、小町がマンションを追い出されてしまったのを機に、コダマ鉄工所の寮に転がり込み、友情を深めていく。しかし、小町は九州支社に転勤になってしまうことに。九州支社は、本社の的外れな方針によって業績が振るわず、他の社員とはちょっと違った感覚の持ち主の小町に、社長が白羽の矢を立てたのだった。一方の小玉の町工場は、銀行から融資を断られて、いつ潰れてもおかしくない状況で…。
昨日の札幌から九州へトリップ。数ヶ月前に博多にいったばかりなので、なんかワクワクして観てしまったよ。まさに、のぞみ地所の九州支店付近こそ、私が行った場所。博多駅からドーム方面に路線バスで行くと、高速に乗っちゃうから、一瞬不安になるよね(笑)。もっとご当地臭を出したほうがよかったんじゃないかな。小町が夜の街に興味がないっていう設定なもんで、中州も屋台もいまいち出てこないもんね。彼らが電車を楽しんでいるのは、田舎ばっかで、九州らしさがよくわからんかったもん。
#”かろのうろん”に松山ケンイチの写真が貼ってあったけど、この撮影の時のかなぁ…。
森田芳光監督の遺作だが、これまでの作品とは雰囲気が異なる。おそらく、多くの人が、主人公二人の抑揚のない話し方に違和感を感じ、「なんだこりゃ…」と思った人は多いのではないか。でも、こういう話し方をする人、普通にいると思うよ。私は鉄道のことは何もわからないので、世の鉄道オタクの人たちが、この作品を好意的に観るか否かはわからない(登場人物の名前が電車の名前ってのも、一般人でもわかるレベル)。でも、好きなことを嬉々として語り合う姿は、“男の子”共通の性質だ。好感が持てる。
予告CMとかを見ると、鉄道オタクの恋愛事情…みたいな内容で好みじゃないなぁ…と思っていた。でも、実際に観ると、確かに恋愛がらみのシーンは多いが、全然主題じゃない。何を観せたいのかなぁ…って思っていたら、あれよあれよという間に、ビジネスよりの話になっていく。こりゃあ、社長シリーズとか『釣りバカ日誌』だ。鉄道で、『釣りバカ日誌』をつくったってことだな。
小町だけでなく小玉の仕事にも無理やり繋げていくが、この意外な展開、悪くなかった。でも、終盤は息切れしている(森田芳光の体調のせいか…)。さすがに、サッカー親父が、見合い相手の親だったってのはやりすぎだし、九州支社に初出社の時に、電車のことを喋った声の主もわからずじまいだし、ほころびがあちらこちらに。まあ、許せる範囲か。
松山ケンイチと瑛太なんていう、若手のホープを使うもんだから、変な期待を抱かせちゃってるだけ。いい感じのホンワカムービーだよ。森田芳光は、けっこう本気で、ポスト『釣りバカ日誌』を狙っていたんじゃないかと思う。
#大井町のキャバレー…。あんまり見ないな。飲み屋しかしらん。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |