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image1965.png公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:102分
監 督:バー・スティアーズ
出 演:ザック・エフロン、レスリー・マン、トーマス・レノン、ミシェル・トラクテンバーグ、スターリング・ナイト、メロラ・ハーディン、マシュー・ペリー、タイラー・スティールマン、アリソン・ミラー、ハンター・パリッシュ、ブライアン・ドイル=マーレイ、ジム・ガフィガン、ローナ・スコット、ニコール・サリヴァン、マーガレット・チョー、ラリー・ポインデクスター、カテリーナ・グレアム、メリッサ・オードウェイ、アダム・グレゴリー、ジョジー・ローレン、トミー・デューイ、ティヤ・シルカー 他
ノミネート:【2010年/第19回MTVムービー・アワード】男優賞(ザック・エフロン)
コピー:37歳から、ある日突然17歳に!
 人生2度目のハイスクール・ライフが、彼にくれたものとは──?

1989年、17歳の高校生マイク・オドネルは、将来を嘱望されあバスケットボールのスター選手。この試合でスカウトの御眼鏡に適えば奨学金で大学進学が決定する。そんな運命の試合開始前、恋人のスカーレットが現れ、マイクに妊娠していることを告げる。マイクの将来を考えて、去ろうとしているスカーレットを見て、彼は試合を放棄して彼女の元へ。彼女と人生を歩むことを選択する。それから20年、妻とは不仲になり家から追い出され、子供からも相手にされない日々。しばらく親友ネッドの家に居候していたが、とうとう離婚訴訟までおこされてしまう。おまけに、期待していた昇進も見送りになったことで上司に反抗しクビになってしまう。失意の中、車を走らせていると、老人が老人が橋の欄干から飛び込むところを目撃。助けようと橋の下を覗くと、不思議な渦の中に引き込まれてしまう。命からがらネッドの家に戻ると、マイクは自分が17歳の体に戻っていることに気づき…というストーリー。

所詮、アイドル映画だろうとタカをくくっていたらどうしてどうして。侮るなかれ、なかなか見ごたえのある作品だった。

在学中に妊娠が発覚して“愛に生きる”ことを選択したマイクだったが、今では散々な生活。別に散々な目にあったとそういうことではなく、やっぱりあの妊娠がなければ、自分はスター選手だった“はず”なのに…という思いをずっと引きずったまま20年を生きてきて、うまくいかなければ全部そのせい…といわんばかりの態度を家族に取り続けていたというのだがら、うまくいくはずがない。そうこうしているうちに離婚訴訟までおこされる。自分は妻も子供愛しているはずなのに…、そう確信しているのだが、いざ向き合うとうまくいかない。なんとか挽回しようとしても、どんどんドツボにはまっていく。
いやぁ、人間、初老の声を聞こうかという頃になると、多かれ少なかれ同じような経験はあるだろう。ああ、あのときこうしていれば、あれを選択していれば…、でも実際はそんなタラレバに何一つ意味はない。だって時間は戻らないんだもん。なかなか身につまされる展開だな…とストーリーに魅入りはじめたところで、スポ~んと“漫画”かよ!ってノリで若返ってしまう。いや、そのまま人生の悲哀を感じさせてくれるストーリーのままでもおもしろそうだったのに…ってくらい、冒頭の入り方はいい感じだった。

次は若い姿で転校生として学校に潜りこむ。これで、娘と息子の置かれたヒドい状況が判明、そして妻の本音を聞くことができてしまう。どちらかというと、娘と息子のヘルプにまわるシーンがすごく面白くて、この展開でもまた魅入ってしまう。これ以上は説明しない。是非観てほしい。

サイドストーリーの愉しさも秀逸。エルフ語って~~~(笑)。
#こういう映画LOVEな演出は大好きだ。

(ネタバレ)
ザック・エフロンが主演ということで、ターゲット層がティーンだったせだと思うが、元サヤに収まるオチになる。高校在学中に妊娠して結婚した夫婦が、結局うまくいきませんでした…というのを、若い世代に見せたくなかったのかもしれない。でも、それは作品の足枷になったと思う。私は、夫婦がそれぞれの道を歩むことを“スッキリ”納得して選択し、子供たちも自分で歩くことができるようになる…という内容のほうがよかったと思う。もしその展開だったら、人生を考えさせる傑作になったと思う。難点はそれだけ。

 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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