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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:89分
監 督:ジョナサン・モストウ
出 演:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ボリス・コジョー、ジェームズ・フランシス・ギンティ、ヴィング・レイムス、ジェームズ・クロムウェル、ジャック・ノーズワージー、デヴィン・ラトレイ、マイケル・カドリッツ、ジェフリー・デ・セラーノ 他
コピー:ロボットがすべてを代行する社会。それは、ユートピアのはずだった…。
人体の部位の代用として開発された“サロゲート”は、人体全部を遠隔操作する精巧なロボットとして発展。人々は外出せず、社会生活の全てをサロゲートに委ねるようになる。そのおかげで犯罪や伝染病、人種差別が激減し、人類は理想的な社会を実現したようにみえた。一方、サロゲートを忌避する人々も存在し純粋な人間による独立区も生まれる。ある時、2体のサロゲートが破壊されただけでなく、持ち主までが変死する事件が発生。FBI捜査官グリアーとピータースも、自らのサロゲートを駆使して捜査にあたり、サロゲートの最大手メーカーVIS社との関連性を突き止めるのだが…というストーリー。
サロゲートのような製品ができたとして、限りなく人間そっくりに発展するとは思えないのだが、これは日本人的発想か(それこそアニメキャラやヒーローやロボットや、逆に非現実な姿に発展するのが自然だと思うのだが、感覚の違いかなぁ…。まあ、それはさておき。
『マトリックス』と『攻殻機動隊』をあわせた作品…といいうか、あわせただけの作品。兵士用サロゲートやその工場にいたっては『A.I.』と同じ。
今となっては特段目新しくもないSF設定なので、まさかこの設定一本で乗り切れろうなどとは思っていまい…と信じてたのだが、思ってたみたい(笑)。ストーリーが進むほど、ますます展開が『攻殻機動隊』になり、事件の顛末は『A.I.』になる。
こんなに凡庸なSFだったら観ていられないだろうと思うだろうが、しかしながらそこそこ鑑賞に耐えうる。役者がいい演技をしているとか、特撮がすばらしいとか、アクションがいいとか、特別に秀でたところがあるわけでもない。じゃあ、なぜか。まあ、SFの様式美…なのかな。演歌なんか似たような曲ばっかりだけれど、ファンはそれなりに満足するでしょ。“SF+特撮+アクション”っていう映画が、そういういい意味でのマンネリズムの領域にまで達したってことなんじゃないだろうか。
そこまでくると、基本様式を保持しつつ、ちょっとだけくすぐればよくなっちゃう。大ヒットにはならないけれど。まさに商業ハリウッド的にはもってこい…ってことなんだろう。ということで“ふつう”の作品。ヒマはつぶしが目的ならば、もってこいってところだ。もちろん飛びぬけて面白いところはない。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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