忍者ブログ
[353]  [352]  [351]  [350]  [349]  [348]  [347]  [346]  [345]  [344]  [343
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image1329.png公開年:2006年 
公開国:アメリカ
時 間:96分
監 督:ロバート・アルトマン
出 演:メリル・ストリープ、リリー・トムリン、ギャリソン・キーラー、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハン、ヴァージニア・マドセン、ジョン・C・ライリー、マーヤ・ルドルフ、ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、メアリールイーズ・バーク、L・Q・ジョーンズ、ロビン・ウィリアムズ 他
ノミネート:【2006年/第22回インディペンデント・スピリット賞】監督賞(ロバート・アルトマン)
コピー:最後のラジオショウが終わるとき、新しいドアが開く

ミネソタにあるフィッツジェラルド劇場では、長年にわたって土曜の夜にラジオの公開生中継が行われていた。いつものように出演者たちが楽屋入りするが、今日はいつもと違った雰囲気。実は、テキサスの大企業によってラジオ局が買収されてしまい、今日がが最後の放送だったのだ。しかし、司会者のキーラーはそのことを聴取者に切り出せずに番組は進行していき…というストーリー。

アルトマン監督の遺作なんだけど、なかなかの神々しさというか悟りというか、達観したレベルの人間による創作物だなと。もちろん本人はコレが最後になると思っていなかっただろうけど。簡単に言ってしまえば長寿番組の最終回での舞台と楽屋の出来事。タダそれだけなにに、まあ、魅せる魅せる。

役者陣の輝きがハンパない。メリル・ストリープ一人にもっていかれないように(本当にそう思っていたかはしらんけど)、もう、全員が与えられた役を、明日死ぬ!これが最後の仕事!ってくらい自分の能力を惜しみなく発揮。役者冥利に尽きる作品ってところだろう。その集合体が、アルトマン監督の遺作となったわけだから、そりゃあ神々しさすら感じるでしょうよ。この内容をここまで仕上げられたら、何をテーマに映画をつくったとしても、いいものになっちゃう。

気分転換の娯楽作品が観たい人にはお薦めしない。どっぷりと味のある作品を愉しみたい人、どうぞ。
#今、逆にこういうCMまで生放送の公開番組なんてやったらウケるだろうねー。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]