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公開年:2007年
公開国:韓国
時 間:90分
監 督:シム・ヒョンレ
出 演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス、ロバート・フォスター、エイミー・ガルシア、クレイグ・ロビンソン、クリス・マルケイ、ジョン・アレス、エリザベス・ペーニャ、ビリー・ガーデル、ホームズ・オズボーン、ニコール・ロビンソン、ジェフリー・ピアソン 他
コピー:たった一人のために、全人類は壊滅するのか。
テレビレポーターのイーサンは、ロサンジェルスで発生した大規模な陥没事故を取材する。現場からウロコのような物体が発見され、それを眼にしたイーサンは、少年時に古美術店の店主が彼に語った、500年前におこった聖なる蛇と邪なる蛇の戦いが再び発生し、人類が滅亡の危機瀕にするという話を思い出す。滅亡を防ぐ鍵は、500年の時を超えて転生を遂げた、ある女だという。イーサンはその女を探し始めるのだったが…というストーリー。
世の映像技術は急激な進歩を遂げ、夢の世界や有り得ない世界を表現する大作映画がたくさん作られているわけだが、実のところこういう技術革新の恩恵を一番受けているのはB級映画なんだな…と、つくづく感じさせられた1本だ。誰がDVDジャケットを見たって、本作がまともなA級映画だと思うわけがない。でも、こんな作品のくせにCGは超1級である。モンスターの躍動感、破壊される街並み、実にすばらしいじゃないか…。と思い調べてみたら、本作、案外B級ではない模様。制作費は3200万ドル、2007年の韓国内での観客動員数1位だって。ウソでしょ…。
いやいや、どうひっくり返しても、そんな大金を投じて作られたレベルとは思えない。正直、あらすじを書くのが馬鹿馬鹿しくなるくらい薄っぺらなストーリー。いくらCGのデキがよいといっても龍や異形の軍隊の様子はロード・オブ・ザ・リングのパクりだし。あらゆるシーンが、他の映画やドラマやゲームのどこかしらにあるような気がして、オリジナリティは極めて希薄。トホホ感増し増し状態。
西洋人にはエキゾチックに感じられるであろう“輪廻転生”観は、うまく使えば不条理とせつなさの絡まったおもしろい演出ができたのに、そんな気もさらさらない様子。意外と通常兵器が通用してしまうギミックはおもしろいと感じたが、流れ上なんとなくそうなっただけで、作っている側はそこをおもしろいポイントだと気づいていない模様。フィーチャーする気はさらさらないらしい。どんだけセンスのない監督なんだと、ただただ呆れる次第(笑)。
いや、はじめから、こういうタイトルでこういうジャンルの映画に過大な期待をするはずもないのだから、ダメだったからといって時間をかえせ!と怒る方が悪いのはわかっているんだけどさ。それにしても…。久々に駄作警報を発令しておこう。観るな。日本国民がこれを観て時間お無駄にすることで、マイナスの経済効果が発生する!って、そのくらい言いたくなるくらい駄作。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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