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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:92分
監 督:ジョセフ・グズマン
出 演:アサン・オルテガ、デヴィッド・カストロ、ペリー・ダマルコ、ビル・オバースト・Jr 他
とある砂漠の町では、凶悪なギャングが幅を利かせているだけでなく、教会までがすっかり腐敗しきっていた。あろうことか教会は、神父たちによって麻薬工場となっており、尼僧たちはその工場で奴隷のように働かされているのだ。尼僧の一人サラは、麻薬の取引の際に犯行したため、ギャングと神父の手によって売春宿に放り込まれてしまう。そこで麻薬漬けにされて、客を取らされるが、一瞬の隙をついて脱出に成功。そして1年後、彼女は町に戻ってくる。手始めに自分を売春宿に売った神父を射殺。続いてギャングの殺し屋どもを血祭りに。ギャングの首領のチャヴォは、殺し屋の正体をやっきになって探ろうとするが…というストーリー。
B級どころかC級なんじゃね?と心構えは十分にできていたつもりだったが、予想以上だった。
まず、冒頭で、この人が主人公なんだろうな…思っていた人が、主人公じゃないっていうね。何が言いたいかって、キャストが美しくない…いや、もうはっきりいっちゃうけどブサイクな人ばっかりなのね。器量の悪いほうが主人公かよ…なんて思ってたら、汚れ&汚れで、そりゃこれを演る役者は限られるってのはわかるんだけどさ。
登場する女優さんは、全員、裸になる(あ、太った尼僧だけはならないか)。これで、どういう作品か理解できるだろう。
ギャングの非道っぷりの描写が、一切オブラートにつつむ気がないってのもね。レイプシーンは身も蓋もなく気分が悪くなるレベル。対象者がおばあちゃんの尼僧のシーンは、もう勘弁してください状態。
唯一の演出らしい演出は、人物紹介が新たに登場すると、止め絵で名前バーン!ってカットが入る。しかし、さほど重要じゃないキャラクターが登場してもバーン!ってなる。誰でもかれでもそれをやるもんだから、逆に誰が誰かよくわからなくなるという、本末転倒ぶり。最後の方になってくると、わざとやってるだろ? 笑わせようとしてるだろ? って感じになる。
唯一の希望は、バンバン撃ち殺して、スッキリさせてくれることなのだが、残念ながら爽快感は全くと言っていいほどない。ガンアクションがつまらんのよ。そのくせ、撃ったあとの銃創とかはCGで処理していたりする。気を使うのはそこじゃないよ(笑)。
ちなみに邦題に“マシンガン”とあるけれど、マシンガンを使うのは最後のほうにちょっとだけ。
ラストは続編を匂わすカットで終了。本気でやるかどうかなんてどうでもよくって、シャレというかネタ的に差し込んだだけ。いや、いいオチがつけられなかったから誤魔化しただけかも。
いやぁ、本物の“グラインドハウス”を観た!って感じ。せめて、おもしろ吹き替えくらい付けようよ、日本の配給会社さん。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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