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公開年:1984年
公開国:アメリカ
時 間:110分
監 督:ジョン・セイルズ
出 演:ジョー・モートン、ダリル・エドワーズ、スティーヴ・ジェームズ、レナード・ジャクソン、ジョン・セイルズ、キャロライン・アーロン、デヴィッド・ストラザーン、ビル・コッブス、レジー・ロック・バイスウッド、トム・ライト 他
黒人の姿をした宇宙人が、ニューヨークに不時着する。彼は、ハーレムの125番街に迷い込むが、言葉を発することができないため、奇妙な外国人として扱われる。しかし、手をかざすだけで傷を治したり、機械を修理する特殊能力を発揮したため、ゲーム機修理に仕事を得ることができた。“ブラザー”と呼ばれるようになった彼は、パブで知り合った男から、夫が蒸発してしまった女性の女性のアパートの一室を借り、住民たちに溶け込んでいった。そんなある日、白人の二人組が、“ブラザー”のことを捜しに来る。彼らは、“ブラザー”のことを捕まえに来たハンターだった…というストーリー。
異文化遭遇モノなんだけど、良し悪しは別にしてとにかく独特な作品。
喋れないけど相手の言っている内容はすっかり把握できる可能。地球でのお約束事や卑近な文化につい判らないだけで、普遍的な内容のコミュニケーションは基本的に問題がない。見た目はただの黒人だから、朴訥な人という扱いで、いろんな人が手を差し伸べてくれる。
ハーレムに住む気のいい人たちの様子を、宇宙人を通して描いているって感じ。おそらく、“ブラザー”は逃亡奴隷なんだろう。元々は奴隷だった黒人たちの社会で、シンパシーを感じていく…っていうプロットなんだと思う。でも、良さげなテーマに見えなくもないけど、黒人社会がいまでも奴隷根性が染みついている…っていう風に捉えられなくもない。
“ブラザー”の姿は黒人だけど、これは化けているのかな?と思っていたのだが、実は足が三本指。足だけ化けられないっていう道理はないだろうから、元からこの姿らしい。追ってのハンターは喋れることから、別種なんだろうね。
“目玉カメラ”の設定はなかなかインパクトがあるけど、その設定がないと話が進められないわけでもないし、それほど演出上重要でもないし、とても不思議な感じ。
麻薬の過剰摂取で死んだ子供が持っていた麻薬を自分に打つくだりが、ちょっと意味不明。この少年に何がおこったのか?を把握するための行動…っていう演出なんだろうけど、そこまでせんと判らんか?って感じ。麻薬を打つことで、特殊能力を発揮して、麻薬ディーラーの居場所がわかるようになる…とか、そういうことでもなかったし。
いよいよ、ハンターが“ブラザー”を見つけた!っていうバーのシーンでの乱闘。わたしが今まで観た映画の中で、一番へなちょこなアクションシーンだと思う。わざとコメディチックにしているわけじゃなさそうだんだよね。
壁に描いたサインは、同じ種族がいるってことを示していたってことなんだろうね。都合よくハンターが追いかけてくるところに、みんな終結してきた仕組みはよくわかんないけど。なんで、ハンターたちが自爆しないといけないのかも、よくわかんないけど。
そう、すべてがよくわかんないまま、ズンズン進んでいく奇妙な作品だった。それ以上の感想はないかな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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