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公開年:2008年
公開国:アメリカ、ドイツ
時 間:101分
監 督:デヴィッド・ウェイン
出 演:ショーン・ウィリアム・スコット、ポール・ラッド、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ジェーン・リンチ、ボビー・J・トンプソン、エリザベス・バンクス、ケン・チョン、ケン・マリーノ、ケリー・ケニー 他
ノミネート:【2008年/第14回放送映画批評家協会賞】コメディ映画賞
【2009年/第18回MTVムービー・アワード】ブレイクスルー演技賞[男優](ボビー・J・トンプソン)
飲料メーカーの営業マン、仕事に一切ヤル気なしの男ダニーと能天気なエロ男ホイーラー。親友同士の二人は、コンビを組んで、学校を中心に栄養ドリンクの営業活動をする毎日。ある日、ダニーは弁護士をやっている恋人から同棲解消を言い渡され、いつも以上にやる気を失ってしまう。とある学校での営業活動を終えると、社用車が駐車違反でレッカーされそうになっている。説明しても一切耳を貸さない警察とレッカー車の運転手に腹を立て、強引に車を取り返そうとするが、事故を起こし逮捕されてしまう。禁固刑が下されそうになるが、元恋人のおかげで150時間の社会奉仕で許されることに。しかし、その内容は、問題児の更生を手助けする施設で子供の面倒をみることだった。ダニーは、中世の騎士になりきって戦闘ごっこをするゲームにハマリすぎて日常でも騎士のつもりでいる少年オージーの担当に。ホイーラは、口が悪くて生意気で性に異常に関心をもっている少年ロニーの担当になる。なんとか150日をやりすごそうと考えていた二人だったが、予想以上の問題児で…というストーリー。
悪い設定ではないし、理解できないわけではないのだが、このような、実刑か社会奉仕を選ぶというシステムが日本では少ないし、ましてや、そうい社会奉仕活動を民間施設にまかせちゃうという発想が日本にはないので、いまいちリアリティは感じない。
個人主義のくせに、子供の教育を社会に丸投げしる親の姿勢が、とても腹立たしく感じられる。途中で、二人がドジを踏んだということで、施設を追い出されるのだが、どうかんがえても二人の子供の親の教育環境がおかしいのが問題。執行猶予を付ける条件として、かなりヘビーな社会奉仕を義務付ける制度は、日本でも導入させるべきだというのが持論なのだが、本作のような施設まかせの状態は好ましくないと思うし、現場のさじ加減ひとつで収監されてしまうような隷属関係を簡単に生むような状況にはすべきでないと…。
#まあ、作品の内容とは無関係(気になっただけ)。閑話休題。
一応バディものなんだけど、大人の二人が反目しあったり協力したり…というすったもんだがメインじゃなくて、それぞれが別の子供とコンビを組んで、各々が成長していくという構成なのが面白い。各コンビが打ち解けていく過程は、なかなかほっこりさせもらえたと思う。
でも、ヘタをすれば、バラバラなストーリーのまま、まとまらずに終わる危険を孕んだプロットだと思う。しかし、最後は中世騎士ごっこでなんとか集約(かなり強引だけど)。まとまったのは“KISS”のおかげといえなくもないけど。
#施設の校長が、もう一つうまく使いきれていない印象。敵役でもないし、味方でもないし、ネタ要員としてのただのエロおばさんでもないし、役割が中途半端かも。
王様役のケン・チョンは、『ハングオーバー』シリーズのミスター・チャウの人ですわ。倒錯気味のクソ人間をやらせたらピカ一だけど、今後まともな役をやるのは難しいよなぁ(笑)。いっそ、シリアルキラー役とかかね。
笑いとほっこりの合わせ技で及第点…って感じだけど、エロネタがえげつないので、家族でみるのは要注意。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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