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公開年:1992年
公開国:アメリカ
時 間:100分
監 督:エミール・アルドリーノ
出 演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、キャシー・ナジミー、ハーヴェイ・カイテル、ウェンディ・マッケナ、メアリー・ウィックス、ビル・ナン、ロバート・ミランダ 他
ノミネート:【1992年/第50回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]、女優賞[コメディ/ミュージカル](ウーピー・ゴールドバーグ)
【1993年/第2回MTVムービー・アワード】女優賞(ウーピー・ゴールドバーグ)、ブレイクスルー演技賞(キャシー・ナジミー)、コメディ演技賞(ウーピー・ゴールドバーグ)
【2007年/第33回セザール賞】主演女優賞(マリオン・コティヤール)、撮影賞(テツオ・ナガタ)、音響賞(Jean-Paul Hurier、Pascal Villard、Laurent Zeilig)、美術賞(オリヴィエ・ラウー)、衣装デザイン賞(マリット・アレン)
愛人による殺人現場を目撃したために命を狙われるハメになった売れないクラブ歌手デロリスは、警察に保護を求めたが、裁判の日まで修道院にかくまわれることに。しかし、下品に育った彼女が教会でおとなしくできるはずもなく、聖歌隊をゴスペル風に変え、TVで紹介されるほど話題になってしまい…というストーリー。
今回は、私のチョイスではない。先週あたりに『2』のTV放送をやっていて、家族が見ようとてチャンネルを廻したらすでに最後のほうだったみたいで、観たくなったとのこと。どうせみるなら『1』から、ってことみたい。とはいえ、もう我が家では10回ちかく見てると思う。定期的に観たくなるような作品のようだ。
それにしても、本作は何もTV放映される。今は日テレが放映権をもっているのだと思うが、放映権を買った金額を回収するために数度放映するのはわかるが、ここまで繰り返すことができるのは、毎回それなりに視聴率がとれているわけで、充分ペイしている優等生なんだろうな。そういう洋画は、『天使にラブ・ソングを…』『ダイ・ハード』『ホーム・アローン』くらいかな。
おもしろいことに、この3作、いずれも、海外ではめぼしい受賞歴がない。スポーツ界でよく言われる記録よりも記憶っていうのを地でいっているわけである。さらに本作は、他の2作よりも、視聴層の年齢・性別の範囲が広そうだ。『ダイ・ハード』は男性よりでやや年齢が上の傾向。『ホーム・アローン』はファミリーよりの傾向。本作は、性別も年齢もまんべんなくウケていそうだ。
単純なストーリーに、魅力的な出演人。ハーヴェイ・カイテルは本当に幅の広い役者。この歌のうまい女の子ティルダ・スウィントンがアカデミー賞を獲るようになるなんて。いまさらお薦めする必要もない作品だが、手放しで“良い”っていえる作品である。
#一見ズレた邦題に見えるけど、これを考えた人のセンスは大変すばらしいですな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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