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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:108分
監 督:ギャヴィン・フッド
出 演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、リン・コリンズ、ダニー・ヒューストン、テイラー・キッチュ、ライアン・レイノルズ、ウィル・アイ・アム、ダニエル・ヘニー、ドミニク・モナハン、ケヴィン・デュランド、ジュリア・ブレイク、マックス・カレン、ピーター・オブライエン、アーロン・ジェフリー、アリス・パーキンソン、ティム・ポコック、パトリック・スチュワート 他
19世紀半ば、少年ローガンは、父親に起きた事件で能力を覚醒させ、同じく特殊な能力を持った兄ビクターと2人で支え合って生きていくことに。以来、二人は150年以上に渡り、兵士として幾多の戦場で生き抜いてきた。その後、軍人ストライカー率いる謎の特殊部隊“チームX”にスカウトされるが、ローガンはアフリカでの非人道的なミッションを巡ってメンバーと対立しチームを離脱する。6年後、ローガンはカナダにて恋人と穏やかな日々を送っていたが、突然ビクターが姿を現わし恋人を殺害、ローガンもビクターにより重傷を負ってしまう。復讐に燃えるローガンは、ビクターの暴走を止めるため力を貸してほしいと言うストライカーの申し出を受諾し、最強の戦士になる改造手術を受けたのだが…というストーリー。
アメコミを収集するほどのファンではないが、昔放送していたTVアニメは観ていたクチである。もちろんシリーズ3作も全部観ているが、『1』は雰囲気のあるいいデキだったがが、『2』『3』は善と悪の構図ばかりがクローズアップされ、まるで“X-MENサーガ”とでもいうようなものを構築しようとしているようだったが、結局大失敗し、眠たい作品になってしまった(実際に眠くなる)。
正直なところ、『3』のデキを見れば、スピンオフをつくることなんて許されるわけもないのだが、これは原作の力の賜物である。『アンダーワールド』しかり、スピンオフというのは、大概つまらないというのが相場なのだが、よくも裏切ってくれた。『2』『3』の薄っぺらさは無くなり『1』のいい雰囲気が戻ってきてとにかくうれしい。ストーリーのテンポも良く、SF・アクション映画として純粋に良いデキ。
シリーズ3作の中で謎だった、なぜローガンの過去の記憶がないのか、もしかしてプロフェッサーより年長なのかも?っていうセリフの真偽等々、解明されてスッキリである。
ただ、若干腑に落ちないというか釈然としないことが…。
X-MENのミュータントの話をするときに、ウルヴァリンって爪の出てくる人だよね…て話が出てくると、私は「ウルヴァリンは、爪が出てくるのがミュータントの能力じゃなくって治癒能力の人だよ。その治癒能力を利用して後から改造で爪を仕込まれてて、爪を引っ込めてもすぐに傷が治るんだよ」って説明していたのだ。本作では、元々、爪が出る能力は持っていて、それを合金でコーティングしたってことになってる。つまり、珍しく二つの能力を持つミュータントということだ。これって原作的には正しいのか?(ワタシはX-MENマニアではないので知らない)。ワタシのいままでの説明って…。なんかこっぱずかしいんですけど。
それに、サイクロプスなども登場していて、ローガンに救出されているわけだが、出会ってるどころか命の恩人なんだよね。それなら『1』でのサイクロプスたちの態度ってまるで初見みたいなんだけど…。
まあ、そういう細かいところは横に置いておいて。『2』『3』でがっかりして、もうX-MENはいいや…と思っている人も、戻ってきてほしい。大変よいデキなのでお薦めする。
#ちなみに未見の人は『1』だけ復習すればよい。『2』『3』は不要。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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