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公開年:2004年
公開国:アメリカ
時 間:120分
監 督:オリヴィエ・ダアン
出 演:スカーレット・ヨハンソン、ジョン・トラボルタ、ガブリエル・マック、デボラ・カーラ・アンガー、ガブリエル・マクト、デボラ・カーラ・アンガー、デイン・ローデス 他
ノミネート:【2004年/第62回ゴールデン・グローブ】女優賞[ドラマ](スカーレット・ヨハンソン)
コピー:新しい出会い、新しい生活。私は、ゆっくりと歩き出す
家を飛び出して怠惰な生活を送っていたパーシーのもとに、母が亡くなったと報せが。実家に戻った彼女を待ち受けていたのは、母のもとで居候をしていた、元大学文学部教授のボビーと、彼を慕う作家志望の青年ローソン。パーシーを含め3人で家を相続したと言って居座る彼らと、渋々同居を始めるパーシーだったが…というストーリー。
原題にしても邦題にしても、ちょっとでも説明してしまうとネタバレになってしまうので、書くのはやめておく。簡単にいえば、あまりにもありがちなオチだったということ。文学的なテイストで押してきていたので、“ママの遺したラヴソング”ってやつに、心揺さぶるようなメッセージ性があるのだろうと期待したのが間違いだったのか、そんなものは無かった。
観終わって振り返れば…、よくなりそうな気配をつくりつつも達しないまま、モヤモヤとラストを迎えた、タチの悪い作品だといえる。もうちょっとどうにかすれば、心に響くようなシナリオに出来そうなものなのだが…。そうしようとあがいた形跡が見えないところが、またまた残念である。
スカーレット・ヨハンソンとジョン・トラボルタの両名は、どちらかといえばご贔屓の演者なので期待をしたが(特に後者の宗教的信条など脇によけて)。残念ながら期待はずれ。両者とも本作の役にはミスマッチに思える。『パルプフィクション』や『ロスト・イン・トランスレーション』の彼らには、遠く及ばない。
スカーレット・ヨハンソンは肉感がありすぎるのと、前歯のせいでちょっと口が半開きぎみなので、アホっぽくみえてしまう。『私がクマにキレた理由』にマッチしている彼女ではなく、『ロスト・イン・トランスレーション』の雰囲気のある彼女がみたいんだけどなぁ。
駄作は駄作でも、難点が多いタイプではなく、すべてが“及ばない”タイプの駄作である。“煮え切らない”作品の極みである。もちろんお薦めしない。
#ちょっと、この監督に、再オファーするのは勇気が必要。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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