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公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:97分
監 督:マーク・アトキンス
出 演:コリン・ネメック、ヴァネッサ・リー・エヴィガン、ブルック・ホーガン、エリック・スコット・ウッズ、ジーナ・ホールデン 他







アメリカ東海岸沖の小島ホワイト・サンズに、町長の息子ジミー・グリーンが帰郷する。ジミーは、人口が減少して経済的に停滞してしまったこの島で、復興事業としてダンスフェスティバルを開催しようとしていた。町長を説得して、出資者を集めて準備を進めていたが、島では人間が何かに襲われる事件が続発。保安官のジョンが海洋研究所のサンディに調査を依頼すると、遺体はサメに襲われたことが判明するのだが、遺体が発見された場所がサメがやってこれるような場所ではなく、且つ誰かが遺体を運んだ形跡もないことから、敵の正体が掴めずにいた。とりあえず、ジョンたちはビーチを封鎖し、監視を強化したのだが、ビーチに客が来なくなることを恐れる島民は反発。ジミーはサメのハンターを雇い、適当なサメを捕まえて安全をアピールしようと画策するが失敗。その夜、陸地にいた町長が襲われる。“サメ”は、砂地の中を泳いて獲物を喰らう未知の生物“ビーチ・シャーク”だった…というストーリー。

ここ数か月ちょこちょこサメ映画を観ているのだが、別に好きなわけではない。宅配レンタルのリストに思いつきでいれちゃっただけ。リリースされるサメ映画が多いんだよ(ちなみに、本作はOV作品の模様)。

“ビーチ・シャーク”って邦題なのだが、ビーチに鮫がいるのはあたりまえで、原題のサンド・シャークのほうがしっくりくると思うのだが。“ビーチ”とすることでどういう効果があると思ったのか、まったく理解できない。普通の鮫パニック映画じゃなくって、未知の生物によるパニックムービーのほうが、差別化ができたはずなんだけどなぁ。日本の販売会社、無能だわ。

砂の中を泳ぐサメというアイデア以外には、特に評価する部分はない。それも、『トレマーズ』という作品が存在するわけで、新規性は薄い。おまけに、『トレマーズ』ではサンドワームが音に反応するという設定だったが、本作のサメも音に反応するという既視感っぷり。

じゃあ、人間ドラマのほうで補完するしかないのだが、そんなイヤなやつ死んじゃえー!サメ行け行け!って思えるほどの悪役も出てこない。この要素は、パニックムービーでは非常に大事なはずなんだけど、ジミー程度じゃまさに役不足。ローテク、低予算をどう補うかを真剣に考えていないのが、妙にムカつく。

古代生物?っていう設定らしい鮫のフォルムは悪くなかったんだけど、地面が水のようになる理屈がいまいちわからず、違和感満載で興醒めしてしまうという側面も。

タダで観たなら許せなくもないけど、108円だとちょっと勿体なく感じるレベル。

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