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image1393.png公開年:2008年 
公開国:アメリカ
時 間:100分
監 督:アダム・シャンクマン
出 演:アダム・サンドラー、ケリー・ラッセル、ガイ・ピアース、ラッセル・ブランド、リチャード・グリフィス、ジョナサン・プライス、コートニー・コックス、ルーシー・ローレス、テリーサ・パーマー、ローラ・アン・ケスリング、ジョナサン・モーガン・ハイト、ニック・スウォードソン、キャスリン・ジューステン、アレン・コヴァート、カーメン・エレクトラ、ティム・ハーリヒー、アイシャ・タイラー 他
コピー:ファンタジーが、あふれだす。
子供たちに語らせてはならない…。

昔、父親が経営に失敗し手放してしまったホテルに、雑用係として長年勤務するスターキー。ある日、長年疎遠だった姉ウェンディの子どもたちを預かることになる。夜、幼い姉弟にお話をねだられ、いい加減なな思いつきで話はじめると、子どもたちもノッてきて、話を横取りして勝手にストーリーを展開してしまう。すると翌日、子どもたちが作ったストーリーが現実となってしまう。はじめは偶然だと思っていたが、毎夜子どもたちにストーリーをいじられ、翌日ピンチに見舞われる繰り返しで、逆に利用しようと考えたのだが…というストーリー。

公開時の宣伝を見たかぎりでは、『ジュマンジ』や『ザスーラ』と同じような内容にしか感じられなかった。なんで、何度も同じようなことばかりやるのかバカじゃなかろうかと思っており、レンタルがはじまっても観ようとはしなかったのだが、つい何気に手に取ってしまった。観ると『ジュマンジ』や『ザスーラ』とはテイストが違った。どちらかといえば『もしも昨日が選べたら』に近い(主演も同じだし)。これは宣伝力の至らなさ以外のなにものでもなかろう。

冒頭の、ホテルを手放す件や、じいさんのナレーションが説明的な部分など、妙にファンタジー的な雰囲気をつくろうとしているのが、実に鼻について、もう観るのを止めようかと思ったのだが(実際に、一回中断したのだが)、時間が現在に移りアダム・サンドラーが登場すると、途端に楽しく観られるようになる。簡単にいってしまえば、いつものアダム・サンドラーのコメディー作品で、それなりに及第点に仕上げられている感じ。ある意味、米コメディのお約束的な作品で、逆に安心して観られるくらい(『ヘアスプレー』の監督なのね。かなりノリは違うけど)。

ただ、根本的な部分で、微妙な点が。というか、私の趣味にあわない演出がある。
お話と同じ出来事が発生するわけだが、それはあくまで偶然なんだよ…という方向にもっていくこともできたはずである。しかし、本作ではマジカルな力が働いているという内容に倒した。しかしどういうマジカルなのかは判然とさせてはいない。力の根源としてモルモットを出しているのかと思いきやそうでもなさそうで、肝心の部分が中途半端でイマイチである。そこは別にノリでさらっと流せばいいんじゃないの?という意見も聞こえてきそうだが、気にならないほどいいノリでもないし、単純にストーリーの練りが甘いだけなのでは?という気がするのである。私なら、あくまで偶然というラインを貫くのだが…。

とはいえ、大人も子供も観れるファンタジー&コメディー作品としては及第点は超えているので、ヒマつぶしにはもってこいの作品。まあ、ディズニーらしいっちゃあディズニーらしい勧善懲悪のお約束作品。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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