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公開年:2007年
公開国:アメリカ
時 間:100分
監 督:スティーヴン・ホプキンス
出 演:ヒラリー・スワンク、デヴィッド・モリッシー、イドリス・エルバ、アンナソフィア・ロブ、ウィリアム・ラグズデール、スティーヴン・レイ 他
コピー:イナゴ少女、現る。
キリスト教の宣教師だったキャサリンは、布教先のアフリカで幼い娘と夫を失ったことで信仰を捨てる。その後、宗教的な奇跡的現象をを科学的に解明する専門家として有名になっている。ある日、彼女に、田舎町ヘイブンで発生ている不可解な出来事を解明してほしいと依頼される。現地を訪れ調査を始めたキャサリンは、事件が旧約聖書の“10の災い”の通りで、科学では説明がつかない現象であることがわかり…というストーリー。
もう、二度もオスカーを獲ってしまった後なので、経験のないジャンルをあえてチョイスしてるのかしら(ショーン・ペンと似たような感覚で仕事を選んでる?)
彼女も出演していた『ギフト』にテイストは似ているんだけど、中盤までの安っぽい謎解き展開は、ジョニー・デップ主演の『ナインスゲート』に似ているかも。信仰心を無くした女性が信仰心を取り戻す的な所は『サイン』だし、色々な要素が混ざってるね。キリスト教&悪魔崇拝がネタのホラーはハズレの場合が多いし、ヒラリー・スワンク主演なのに、コピーが“イナゴ少女、現る。”って、もうキワモノの臭いがプンプンしている。
こりゃあダメだろうな…と予測していたが、気色悪さ満載だし、ドラマ性も意外にしっかりしているし、オチにヒネリもあって、いい意味で肩透かしだったかも。“イナゴ少女”ってことで、なんとなく『キャリー』みたいな展開があるのかな…とおもったけど、正直、なんで日本の配給会社が“イナゴ”で押そうと思ったのか、よくわからん(笑)。
もしかすると、キリスト教に対する畏怖の感覚が身に沁みている欧米人は、もっと怖いと感じるのかもしれないけれど、キリスト教徒じゃないワタシには所詮絵空事。だから、怖いというよりも、どちらかといえば気持ち悪い(虫とかが)って感覚のほうが強く、世のホラー好きの人にとっては、怖さレベルはかなり低くて、むしろホラーとは認めたくないレベルかもしれない。実は、ホラー要素より、サタンがなんでキャサリンを呼び寄せたのかとか、ストーリー面の仕掛けのほうがけっこう練りこまれている。
“イナゴ少女”という売り文句を見て、馬鹿馬鹿しいに違いないと思っている人がいたら、そうではないよと言ってはあげたいが、お薦めするほどではない。でも、観て時間の無駄だったということもない。そんなレベル。
おもしろくなるかどうかは微妙だけど、結局、最後の子供は、将来どうなっちゃうのか。別にヒラリー・スワンクじゃなくていいから(超B級でいいので)、続編が観たいかも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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