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image0172.png公開年:2004年 
公開国:アメリカ
時 間:140分
監 督:ジョエル・シュマッカー
出 演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライバー、キアラン・ハインズ、サイモン・カロウ、パトリック・ウィルソン 他
受 賞:【2004年/第10回放送映画批評家協会賞】若手女優賞(エミー・ロッサム)
コピー:あなたの声で私の花が開きはじめる。


1919年のパリ。かつて栄華を極めたオペラ座は今や廃墟となっており、残された品々がオークションにかけられようとしていた。オペラ座が廃墟となった原因は、1870年代のある事件。当時、華麗な舞台でにぎわっていたオペラ座では、仮面をかぶった謎の人物“ファントム”の仕業とみられる奇怪な事件が頻発しており、動揺が広がっていた。そんな中、一人のコーラスガール・クリスティーヌは、密かに怪人ファントムから歌の指導を受け才能を伸ばしていた。ファントムを亡き父が授けてくれた“音楽の天使”と信じて。ある日彼女は、代役として新作オペラの主演に大抜擢され、その歌声でチャンスをものにする。喝采を浴びる彼女を、幼馴染みの青年貴族ラウルも祝福。しかし、直後にファントムが出現し、クリスティーヌをオペラ座の地下深くへと誘うのだった…というストーリー。

先月、京都で劇団四季のオペラ座の怪人を観ようとしたのだが、前日ではチケットが取れずに断念。その埋め合わせとして本作を鑑賞。観たことはあるんだけど、もう一度。

今回観たのは、字幕版のみのDVDだったんだけど、当時の製作側の意向なのか吹き替え音声が入っていない(DVD容量の問題なのか、歌のクオリティを確保できなかったためかは不明)。で、たしか金曜ロードショーで劇団四季による吹き替え版が、放送されたことがあったと思うんだけど、私すっかり忘れていて途中からしか観れなかったのだ。いま思えば、きちんと録画しておけばよかったと、非常に後悔している。

とにかく、歌詞を追っていたら、ステージの細かいところや演者の表情に目がいかなくなって、訳が判らなくなって数回巻き戻した。絶対、吹き替え版なら、しっかりと入り込んで観ることができたに違いない(舞台装置や演技はよくできているからね)。

それから、戸田奈津子の字幕なのだが、歌詞がメロディーにしっかり乗ってない感じもするし、歌では使わないような言い回しというか単語が多い気がして、どうもいけない。戸田奈津子って歌詞の訳は苦手なんじゃないだろうか。
もう一つ、見過ごせない難点は、人物が登場するカット(特に、腰から上のアップショット)の、カット割が非常にダサい。絵コンテの段階で悪いのかカメラマンのセンスが悪いのかはわからないが、とにかく凡庸で味のないカットの連続で閉口してしまう。いくら元は舞台劇だからって、平板な画角ばかりで許されるはずはない。

結局、ミュージカルが見れなかったことの埋め合わせのつもりだったのに、逆にもやもやしてしまった。本作のレンタルDVDは観る価値はない。お薦めしない。




負けるな日本

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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