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公開年:2006年
公開国:アメリカ
時 間:129分
監 督:オリバー・ストーン
出 演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ベロ、ジェイ・ヘルナンデス、マリア・ベロ、スティーヴン・ドーフ、ジェイ・ヘルナンデス、マイケル・シャノン、ニック・ダミチ、ダニー・ヌッチ、フランク・ホエーリー、トム・ライト、ドナ・マーフィ 他
コピー:勇気そして生還――これは、真実の物語。
2001年9月11日の早朝。世界貿易センタービルに旅客機が激突する大惨事が発生したとの連絡が港湾警察に入る。港湾警察官たちに緊急招集がかけられ、ジョン・マクローリン巡査部長を班長とした救助チームが結成される。現場の惨状に言葉を失う彼らだったが、マクローリンと新人警官ヒメノを含む4人の警官がビル内に救出に入る。すると、直後にビル全体が崩壊し始め…というストーリー。
これまで、何度も観ようと試みたが、あまりのつらさに毎回断念している(事件が発生する手前で観るのを止めていた)。でも、今回の震災を受けて、気持ちが座ってしまったのか、いけそうな気がして鑑賞に到る。
残念ながら、映画作品としては本当にデキが悪かった。事件の記憶が生々しい中で作成されたので、各方面へ色々な配慮が必要だったろうし、脚色もしにくかったろう。おかげで、ドキュメンタリーとしても一つの物語としても、到っていない部分が多々ある。オリバー・ストーンをしてもこのおよび腰状態では、誰がやっても無理なのかもとすら思えてくる。まだ映画として扱ってはいけない内容だったのかもしれない。
早々に瓦礫の中に埋まり、主人公たちの動きはまったくないので、それが事実でどれだけ過酷であろうとも、そしていくら回想シーンを繋げようとも、飽きてしまうのはどうしても避けられない。
#同様に今も東北の瓦礫の下でがんばっている人がいると思うととてもつらいが…
こういう内容ならば、ドキュメンタリーとしてしっかり作成したほうが、よっぽどよかっただろう。様々な隊員や職員達、その家族におこった出来事を淡々と羅列して、我々に考えさせる演出をしたほうが良いものになったと思う(でも、多くの人たちが映画で扱われることを拒否したであろうことは、想像に難くない)。
一つ、考えされたのは、事件に巻き込まれた人の家族や友人は、情報が少ないことにイラついてしまい、わざと情報を隠蔽しているとまで考えてしまうのだな…ということ。
そしてどういう可能性があるのか?となんとか情報を聞き出そうとするが、可能性を聞いたところで、悪い方の可能性ばかりが耳に残るわけで、さらに不安になるだけ。事実を淡々と待つしかない(だから、アナウンサーやコメンテーターが憶測のような可能性は話すことは、よくよく考えて行わなければいけない)のだな…と。
繰り返しになるが、残念な出来ばえなので、お薦めしない。
負けるな日本。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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