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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:102分
監 督:ブラッド・シルバーリン
出 演:ベン・バート、エリッサ・ナイトウィル・フェレル、ダニー・マクブライド、アンナ・フリエル、ヨーマ・タコンヌ、ジョン・ボーイラン 他
受 賞:【2009年/第30回ゴールデン・ラズベリー賞】ワースト・リメイク・続編賞
コピー:俺たちタイムトラベラ~
独自のタキオン理論を基にしたタイムワープの研究をするマーシャル博士だったが、その突飛な学説のおかげで学会からは全く相手にされない。ただ一人、女性科学者ホリーだけが彼を信じて研究をサポートし、ついにタイムワープ装置は完成する。2人は、タキオンが異常発生しているらしい場所に向かい、案内役の土産物屋ウィルと一緒にも巻き込み、別世界への時空の旅へ。辿り着いた先は、恐竜に異星人の他、あらゆる時代の物が混在する不思議な世界だった…というストーリー。
アメリカで、1970年代に放送されていたテレビシリーズの子供番組のリメイクらしいんだけど、もちろん知らない。
アドベンチャー映画としているが、実際はコメディ映画(のつもりで製作されている)。コピーの“俺たちタイムトラベラ~”だけど、実はコレを邦題にしたかったのでは?と思う。でも、それだと子供が観に来ないだろうから、内容とアンマッチでもこのタイトルにしたんだろう。
でも、それにひっかかって親子連れで観た人はいろんな意味で騙されたことだろう。まず、ウィル・フェレルはあくまでウィル・フェレルを貫いており、ファミリー要素なんかまったく意識せず、シモネタもドラッグネタもなんでも好き放題。まったく子供向けじゃない。だからといって、そのギャグがおもしろいかというと、ほぼスベりまくり。
CG・特撮のデキがよいだけに、逆に稚拙なシナリオが痛々しい。
私は、一箇所たりとも、クスりともすることはなかった。最近はピンとこないラジー賞が多いが、本作については当然の受賞。まったくお薦めしない。吹替えのケンドー・コバヤシがウマイとかヘタとかいう次元ではなく、声優は力の発揮しようがない。レンタル料金も時間も無駄なので、観なくてよい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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