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公開年:2001年
公開国:アメリカ
時 間:101分
監 督:ポール・W・S・アンダーソン
出 演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ、マーティン・クルーズ、コリン・サーモン、パスクエール・アリアルディ、ヘイケ・マカッシュ 他
コピー:生き残る。たとえ一人でも
近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションは地下の巨大施設でバイオ兵器の研究を進めていた。ある日、研究中のウィルスが施設内に散布されてしまったため、施設の管理コンピュータは伝染を防ぐために施設を閉鎖し外部から遮断する。内部調査のため施設に潜入した特殊部隊は、倒れていたアリスたちを発見するが、彼らは記憶を失っていた。特殊部隊は彼らを伴い、さらに施設への侵入を試みるが、そこには予想を超える光景が…というストーリー。
前日に引き続き、出張疲れのため新たに何かをレンタルする気力なし。テレビ放映していた『バイオハザード』を鑑賞。おそらく、かなりシーンカットされているだろうが、DVDで見直す余力もナシ。
悪い映画では決して無いのだが、色んな映画のおもしろい要素の寄せ集めだといってしまえば、観も蓋も無いか。
記憶喪失で自分達が誰だかわからないというアリガチな展開をはじめとして、密閉空間でのコンピュータの暴走、ゾンビ、エイリアン同様に喰った生き物の遺伝子によって変体、病原菌への感染、そして誰もいなくなった…etc、、、、
どこかで観たような内容のオンパレード。特殊部隊の人員構成なんて『エイリアン2』そのままじゃね?
こういうパッチワークなので、ストーリーもゴロゴロとぶつ切りの感じがあり、一貫性は無い。それぞれの要素だけに着目してしまうと納得いかないことは多いはず(純粋にゾンビ映画として観てしまうとイマイチと思ってしまう…とかね)。
でも、ふつうなら既視感で興醒めするはずのところを、面白く観れたのは、テンポのおかげ。落語家でいうならば、同じ噺なのに話術で魅せた。そんな感じか。公開予定の『Ⅳ』までずっとポール・W・S・アンダーソンは携わっているいるが、残念ながら『Ⅱ』『Ⅲ』とどんどんクオリティが落ちていったのは事実。あれだけダメダメな『Ⅲ』だったのに『Ⅳ』の製作にこぎつけることができたのは、『Ⅲ』の最後に日本行きを臭わせたからに他ならない。アンダーソン、なかなかの策士。
でも、予言しておくが、あの『Ⅲ』から盛り返して面白くできるとは思えない。アクションやCGやびっくり表現で奇を衒うことに執着するだろう。いいかげん『Ⅳ』では別の脚本家の新しい血を入れないとねえ…。
TV放映をなにげに観る程度ならいいが、あえてレンタルして観るレベルにあらず。『Ⅱ』『Ⅲ』はさらにそうなので、観るなら来週もTVを観るのがよかろう。
#生理的に、サイコロカットは苦手かも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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