忍者ブログ
[121]  [120]  [119]  [118]  [117]  [116]  [115]  [114]  [113]  [112]  [111
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image0761.png公開年:2003年 
公開国:アメリカ
時 間:92分  
監 督:ロジャー・コーマン、ケヴィン・オニール
出 演:コスタス・マンディロア、ブルース・ウェイツ、チャールズ・ネイピア、ジョアンナ・パクラ、ジェーン・ロンジェネッカー、ジェイク・トーマス、マット・ボーレンギ、プライス・カーソン、マックス・パーリック 他




巨大なワニの化石が発掘され、バイオ企業ジェリコ社は抽出したDNAを利用して生物の巨大化を研究。だが成長したクロコダイルが研究施設から逃走、山林や湖に潜み次々と人間を襲い始める。保安官と娘のダイアン、その恋人トムら3人は人々を避難させ、ついに軍隊までも出動するが、ディノクロコと化した巨大ワニの前に犠牲者は増えるばかりで…というストーリー。

TVムービーである。厳密にいうとシネマではないが、まあいいだろう。なにかものすごく既視感を覚えるのだが、過去にTV放映でもしていただろうか。

あらすじとパッケージ画像を見ただけで、120%B級である。導入部の3分半の段階で、すべての内容が判ってしまうという凄まじさ。ここまで、ありきたりな内容だと思わせるというのは、あえてミスリードして、それとは違う展開にするのか?ハードルを下げる高等技術かも…という一縷の望みは、ついぞ叶うことは無かった(笑)。

とはいえ、2点だけ褒めておこう。まず、メジャームービーのように予算はなかっただろうに、意外とCGは観られるレベルだった(まあ、CGの怪物が主題で、その映像がチャチだったら目も当てられないんだけどさ)。日本では同じようなTVムービーをつくろうとしても、今でもこのレベルは無理だと思う。予算の差もあるだろうが、今に特撮番組のCGなどは、あからさまなCGである。2003年の作品であることを考えると、この分野では、まだまだ日米の差が大きい。
もう1点はストーリー。ネタバレだが、あえて子供をあっさり殺してみたり、しっかり終わる手順を踏んでおいて、終わらないとか、予定調和を裏切ってみようと試みているのが見える。ただ、もっともっと裏切り続ければ、カルトムービーとして、知る人ぞ知る作品になったかも知れないが、いかんせん裏切ってくれる箇所が足りないで、残念な結果に。

さて。予想はついていると思うが、特に観なくてもよい。夜中の2時半くらいに地方局で放送してそうな感じ。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]