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公開年:2008年
公開国:アメリカ
時 間:154分
監 督:デヴィッド・イェーツ
出 演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ジム・ブロードベント、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、ワーウィック・デイヴィス、マイケル・ガンボン、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、ボニー・ライト、マーク・ウィリアムズ、ジェシー・ケイヴ、フランク・ディレイン、ヒーロー・ファインズ=ティフィン、トム・フェルトン、イヴァナ・リンチ、ヘレン・マックロリー、フレディ・ストローマ、デヴィッド・ブラッドリー、マシュー・ルイス、ナタリア・テナ、ジェマ・ジョーンズ、ケイティ・ルング、デイヴ・レジーノ 他
ハリー・ポッターシリーズの第6段。魔法省でのヴォルデモート達とダンブルドア軍団の戦いを経て、ヴォルデモートの復活が周知なった前作の続きである。
私は、あまり小説を読まない人間なのだが、ハリー・ポッターだけは全部読んでいる。1作目の映画を観たときは、よくもここまで原作どおり映像化したものだと感心したものだったが、回を重ねるごとに感動は減っていき、原作が上下間になった4作目からは、詰め込み具合が激しくなった。そしてとうとう6作目の本作は、劇場に観にいかなかった。
もう、ただただ原作のエピソードを盛り込むだけの映画に感じてしまい、純粋に映画として楽しめなくなったのが原因だ。
そんな感じで期待はしていなかったのは事実なのだが、ただ、6作目はラス前の大転回と次作の伏線のオンパレードなので、うまいことつくってくれないと、シリーズ自体が台無しになってしまう。
監督は、前作と同じ監督だが、結果からいうと本作はかなりうまいことデキたといってよいだろう。
やっぱり次作を見たときに、「ああ、前作のあれね…」とならなければいけないポイントが多いので、特徴的に見せて、記憶に残さないといけない。かといってその羅列では前作までと同じ単なるく詰め込みになってしまうので、カット割りや編集をよく工夫することで、それを回避できている。いや、その分、実際に上映時間は長いじゃないかという突っ込みがありそうだが、2時間半を超える作品とは思えないほど、あっという間に時間は経過した。
原作では、恋愛関係のくだりがすごく多いのだが、映画ではかなり軽減されている。読んでいて、ものすごくうっとしかった部分なので、スッキリ。
ただ、難点はある。原作を読んだときに感じた“痛み”の表現がいまいちである。心の“痛み”とか、そういうセンチメンタルな話ではなく、物理的な痛みのことである。例えば、ダンブルドアの黒くなった手。もっと痛々しいくらい黒く細くミイラみたいなイメージだった。また、学校に向かう列車の中でマルフォイに顔面を蹴られるハリー。ヤバいやられる!的な感じがまったくない。そのた魔法やボディーコンタクトの部分は、全部ふわっとした感じ。
まあ、そのかわりにホラー映画ちっくな、ドッキリ演出を加えている。ちょっとお子様は、ハリー・ポッターが怖くなってなっちゃったと思うかもしれないね。
本作自体のデキとは無関係だが、いままで見ていない人は、このタイミングで一気に見てしまうのがいいだろう。これなんだっけ?状態になった人も、次回作までに見直すのがいいだろう。良い大団円に向かっている予感は感じさせてくるデキだといっておこう。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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